俳句添削道場(投句と批評)

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水銀の灯の引き時や天の川

作者 弥平  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

去る4日投稿の拙句 『天の川水銀灯の退場す』 に添削・批評を頂き、
有難う御座いました。悠久の宇宙と無常な人事の対比を狙いました。不埒にも、
飯田蛇笏の『芋の露連山影を正しうす』の近景と遠景の対立を狙いました。
 皆様の御意見を拝聴し、推敲せねばと思い、返事が遅れるのも不味いかと。
表記の俳句の投稿となりました。元々の兼題は『天の川』です。
 表現したい事は、水銀ランプの生産輸出入が2021年以後、禁止となった様な
技術革新・優勝劣敗・盛者必衰の非情さを、エヤータオルの生産者は今何処に。
 不安な点は『水銀灯』を『水銀の灯』と造語した事。
これを避けた一つ前の推敲句は 『引き時の水銀灯や天の川』 でした。

最新の添削

水銀灯いざ引き時ぞ天の川

回答者 なおじい

こんにちは。
弥平様、いつも勉強させていただいております。

御句、先日の前句では、退場するだけの水銀灯さんを、寿命が尽きた、ということから勝手に「大往生」させてしまいました。失礼しました。

今回はまだ死なせません(笑)。
蛇笏にご挑戦とのこと、敬服します。この点についてはイサク様がご評価なさっておりますし、私にはわかりかねますので触れません。ご容赦ください。

私の提案句ですが、何も描写せず、一方的に自分の意思だけを表示したものです。許されますでしょうか。

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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消えたままの水銀灯や天の川

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

蛇笏の句に影響を受けている、とのことですので、そちらとの比較で・・・

蛇笏の句は「芋の露(足元の季語)/連山影を正しうす(遠景の観察・感想・描写)」、場所は昼間の屋外、という構成です。
余分な感情論も特に見えません。

御句は「水銀の灯の引き時や(説明・理屈、描写はほぼなし)/天の川(遠景の空の季語)」、場所は夜のどこ?という状態です。
さらに「非情である」という主張を俳句にのせようとしています。

俳句十七音(季語を除けば十二~十三音程度)で「主張」を句の受け手に伝えて、さらに共感をもってもらうのは非常に困難です。選挙の街頭演説の長さでも、主張が伝わるのは何%でしょうか・・・?
まずは俳句の基本「シンプルに」に立ち返ってみたほうがよろしいかと・・・

描写に徹した提案句を置いておきます。屋外の街灯を見上げる景です。

点数: 1

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添削対象の句『水銀の灯の引き時や天の川』 作者: 弥平
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