水銀灯いざ引き時ぞ天の川
回答者 なお
こんにちは。
弥平様、いつも勉強させていただいております。
御句、先日の前句では、退場するだけの水銀灯さんを、寿命が尽きた、ということから勝手に「大往生」させてしまいました。失礼しました。
今回はまだ死なせません(笑)。
蛇笏にご挑戦とのこと、敬服します。この点についてはイサク様がご評価なさっておりますし、私にはわかりかねますので触れません。ご容赦ください。
私の提案句ですが、何も描写せず、一方的に自分の意思だけを表示したものです。許されますでしょうか。
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去る4日投稿の拙句 『天の川水銀灯の退場す』 に添削・批評を頂き、
有難う御座いました。悠久の宇宙と無常な人事の対比を狙いました。不埒にも、
飯田蛇笏の『芋の露連山影を正しうす』の近景と遠景の対立を狙いました。
皆様の御意見を拝聴し、推敲せねばと思い、返事が遅れるのも不味いかと。
表記の俳句の投稿となりました。元々の兼題は『天の川』です。
表現したい事は、水銀ランプの生産輸出入が2021年以後、禁止となった様な
技術革新・優勝劣敗・盛者必衰の非情さを、エヤータオルの生産者は今何処に。
不安な点は『水銀灯』を『水銀の灯』と造語した事。
これを避けた一つ前の推敲句は 『引き時の水銀灯や天の川』 でした。