朝焼や運慶の寺へナビセットの批評
回答者 三日酔いの防人
黒猫様、こんにちは。
ナビセットは確かに詩的では無いですね。
運慶の寺の固有名詞を入れてはいかがですか?
朝焼やいざ運慶の寺へゆく
とご提案致します。
点数: 2
添削のお礼として、三日酔いの防人さんの俳句の感想を書いてください >>
作者 黒猫 投稿日
要望:厳しくしてください
回答者 三日酔いの防人
黒猫様、こんにちは。
ナビセットは確かに詩的では無いですね。
運慶の寺の固有名詞を入れてはいかがですか?
朝焼やいざ運慶の寺へゆく
とご提案致します。
点数: 2
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回答者 卓鐘
詩情が消えてしまってます。朝寺に向かう車。見ると朝焼けが綺麗で寺へ向かう道を光が導いてくれるかのようだ。詩の核としてはこんなところでしょうか。
すると色々考えなくてはなりません。
・最後にナビセットとナビ画面がアップになっては朝焼けが生きません
朝焼け無視で、カーナビに目がいってしまいます。おそらくナビセット♪みたいに、これからの気分を出したいのだと思いますが、最後にその名詞をおけばそこに読み手の意識がグーっと引き寄せられます。
・運慶を入れたい意図があるか
事実だからは理由になりません。事実を全部入れたかったら、日記でという話になっちゃいます。固有名詞を入れるならば、その固有名詞が動かないようにしないといけません。この句の中で、運慶でなくてはならない理由は見つかりませんでした。(運慶にご本人が、どれほど思い入れがあろうと、詩情に運慶が必要である必然性がないと運慶も急に呼び出されてかわいそうです。)
細かいところでは、「運慶の(仏像がある)寺」って色々あってそこも読みが迷います。
ただ、運慶の寺といわれると東大寺のような豪華絢爛な寺よりも、緑に囲まれたひっそりとしたところを思い、そこの朝焼けとは響き合う気もします。
・朝焼けと運慶
・朝焼けと寺へ向かう車
どちらかに絞らないと要素が多いと思います。
全者での提案句。
点数: 2
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回答者 イサク
こんばんは。
日記や報告文ならばともかく、俳句ならば「運慶の寺」も「ナビセット」も省略可能です。
事実を述べるだけではなく、「詩」として、句の受け手に何を伝えたいのか?ということが絞りきれていませんね。
「ナビセット」これが重要かわかりませんが、中七の字余りはこれのせいとです。助詞が外しにくくなっていますので。
逆に車での移動が重要ならば「運慶」まで入れるのは大変かも。
・朝焼けのカーナビ画面セット前
季語「朝焼」が「朝」の時間情報の意味のために使われてますね。ならば「夏の朝」でもよいのでは。
点数: 2
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回答者 なお
こんにちは。
黒猫様、いつも勉強させていただいております。
御句
「秋の旅見つけし寺の毘沙門天」
これはいい句です。私などのような者が添削とはおこがましい佳句です。
添削の必要なし!では申し訳ないので提案ということで。
原句では、たまたま見つけた感が強く(実際そうなのでしょうけど)、やはり、感激して翌日の朝一番であらためて拝みに行ったというような感動と敬虔な気持ちを静かに込めたいと思いました。
提案句
秋の旅ここにおわすか毘沙門天
「ああ、こちらにいらっしゃったのですね、毘沙門天様…!」というような気持ちを「いらっしゃる」の尊敬語の「おわす」で表してみました。いかがでしょうか。
点数: 2
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回答者 なお
こんにちは。黒猫様、いつも勉強させていただいております。
先月の朝日俳壇で、川崎市の小関新様という方の「運慶と聞きまた戻る寺の夏」という句が入選なさっていました。私はこの句がとても気に入り印象に残っていました。
黒猫さんからも運慶と出てきてとてもうれしくなりました。
御句、僭越ながら私の個人的感想を言わせていただきますと、「ナビセット」はどうかなと。朝早く、車に乗り込んでナビをセット、さあ出発!という楽しそうな情景は伝わってくるのですが、一方で、なんだか安置だなぁという気がして。これがどこかのプールや野外コンサートとかに行くのならいいのですが、せっかく運慶を見に行くのにナビセットではもったいないように思いました。
私の提案句は、恐縮ですがイサク様と全く同じでし。車を思わせる要素を外しました。これだと、朝焼けの中、運慶の寺を目指して踏み出す「一歩」が際だってきます。それに、車でなければ、早朝の出発は、単に渋滞回避の目的ではなく、なんだか敬虔で深遠な決意のようなものが感じられて感銘深いと思われたからです。
運慶の寺、この夏休みに行きたいです。黒猫さん、ぜひこの寺で詠んだ句をご披露ください!
点数: 1
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
字余りになってしまいます。
運慶の仏像を拝みに行くので運慶は外したくないのですが。