俳句添削道場(投句と批評)

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園バスの窓に麦わら七つ八つ

作者 小夏  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

息子も今日から夏服に身を包んで幼稚園に行きました。幼稚園バスの窓から麦わらの園帽が楽しそうに揺れているのが見えた様子です。よろしくお願いします。

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園バスに麦わら帽の七つ八つ

回答者 イサク

こんにちは。

某海賊船長の影響で「麦わら」=「麦わら帽」の認識が出来上がっておりますし、実際誤読もしないのですが、やはり俳句としては「麦わら帽」としたいですね。
「麦わら」と「麦わら帽」はそれぞれ別の意味を持つ季語なので。

他に、「窓に」の「に」を変えたいと思いましたので・・・
・園バスの窓を麦わら帽覗く
などいろいろ試してみましたが、そもそも「窓に」はまるごと省略できる・・・という提案句を置いておきます。

俳句とは関係ない話題ですが、園バスの中で夏用の帽子を被っているのも、よく考えたら不思議な感じですよね。うちの子の園でも同じですけれども。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「園バスの窓に麦わら七つ八つ」の批評

回答者 秋沙美 洋

句の評価:
★★★★★

小夏さん、こんにちは。

こちらの句は良いですね。景が自然に浮かびますし季語も立っていると思います。
人によっては「麦わら帽」を「麦わら」と省略する事に違和感を覚えるかもしれません。が、僕としては大した問題無しと見ます。
よほど穿った見方をしない限り、「園バスの窓に七つ八つの麦わら」と書けば、畑に落ちている麦わらではなく園児が被っている麦わら帽の事だと容易に分かりますので。

点数: 1

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添削対象の句『園バスの窓に麦わら七つ八つ』 作者: 小夏
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