俳句添削道場(投句と批評)

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階段や桜吸い込む龍の口

作者 楠木雨水  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

地下鉄の階段入り口に桜の花びらが、吸い込まれていくところを見て、
さくらの花びらを食べる架空の動物を想像しました

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地下鉄へ吸い込まるるごと落花かな

回答者 秋沙美 洋

楠木さん、こんにちは。

ちょっとこれはだいぶ厳しいですね。まず比喩が比喩だと分かりません。

「地下鉄の階段が龍の口のよう」という気付きは良いと思うのですが、俳句の題材としてはかなり難しいかと思います。
季語じゃないもの(階段)を比喩で立たせようとしているので、必然的に季語が添え物的な扱いになってしまうんですね。

桜の句ではなく、階段が主役の句になってしまっています。これでは桜が可哀想ですよ。
作者の言いたい事が分かる様に17音に込めようとするなら、季語を一切切り捨てる他ありません。
「地下鉄の階段龍の口のごと」

季語を諦めるか、龍の口を諦めるか…どうしましょうか。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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地下鉄の階段に吸はれ花片

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

これはプレバトでもよくある、比喩がきつすぎて何を言っているかわからない句ですね。
「桜の木」を吸い込む「龍の口」なので、すごい穴が開いています。
それを上五「階段」に切れ字の「や」で詠嘆しています。

桜の花びらは「花びら」「花片」でOKです。他にも「落花」とか「花埃」とか桜の花びらの表現はいろいろありますので、お時間あるときにでも・・・

比喩を生かして素直に作れば
・階段は花びらを吸う龍の口
となりますが、これでは季語の生きない「階段」の句です。俳句として生かすためにいろいろ試してみてください。

点数: 1

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添削対象の句『階段や桜吸い込む龍の口』 作者: 楠木雨水
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