俳句添削道場(投句と批評)

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梅雨晴れのサドルあの日の寝小便

作者 ぽもこ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

ほぼ人生初の俳句です。どうかお手柔らかに……
雨上がりに濡れたままの自転車のサドルに乗ったらズボンが濡れてしまい、なんだか子供の時のおねしょを思い出すなあ……という句になります。
俳句に関しての知識はプレバトぐらいです。これからの成長のため、どうか添削お願い致します。

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「梅雨晴れのサドルあの日の寝小便」の批評

回答者 秋沙美 洋

ぽもこさん、こんにちは。

はじめての作句という事ですが、すごく良いセンスだと思いますよ。
慣れない人が詠むと「梅雨晴れの『濡れた』サドル」といった具合に、書かなくても分かる事まで書いてしまったり、
「梅雨晴れの濡れたサドルや寝小便」のように、書かなきゃいけない部分を削って意味不明になってしまう事が多々あるのですが、作者様はその辺りのバランス感覚が既に身に付いているように見えます。
上手いと思ったのが、上に書いた「濡れる」以外にも「またがる」「思い出す」といった動詞も上手に省略出来ているなあと。
句跨りも特に大きな違和感も無く使いこなせており、とても初めてとは思えませんね。

推敲の参考として、寝小便の五音を「おねしょ」と縮めると、どうニュアンスが変わるか?などは一考の余地あるかと思います。
二音の余裕があれば切れ字を用いて、「梅雨晴れのサドル」という季語に纏わる部分を強調したり
(梅雨晴れのサドルや遠き日のおねしょ)

あえて動詞を入れて分かりやすい景に寄せてみるなど、色々やりようはあるかと思います。
(梅雨晴れのサドルおねしょの日々のあり)

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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梅雨晴れやサドルは濡れていたらしき

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。はじめまして。よろしくお願いします。

初めての作句ですか?にしては大胆な構成を使っていると思います。句またがりに近いですね。初めてでこれはすごいと思います。

文章的には破綻は感じません。
コメントの意味には読み解けず、「サドルを見たら濡れている」⇒「昔の寝小便を思い出した」というような句になっていると思います。そういう意味でOKならナシではないです。
「ズボンを濡らしてしまった」は想像しづらいですね・・・

ズボンが濡れてしまった方に比重を置いて提案句を作ってみました。「寝小便」の入る余地がなくなりました。

点数: 1

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添削対象の句『梅雨晴れのサドルあの日の寝小便』 作者: ぽもこ
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