俳句添削道場(投句と批評)

平果さんの添削得点の高い順に並んでいます

「コメント謝絶します」の批評

回答者 平果

添削した俳句: コメント謝絶します

御指摘下さり、ありがとうございます。

私は、とある自分なりの理由によって、こちらでは投句はせず、添削のみに専念するつもりです。
添削(或いは味読)は、作句と同等に、俳句の勉強になると考えているため、添削に専念する姿勢が他人の褌で相撲を取っていることになるとは思えません。
また、「ルール違反」について、私は新参で見落としていたやも知れませんが、この添削道場のルールはどこかに明示されていたでしょうか。もしあらばご教示ください。即ちこちらから去ります。
コメント謝絶の旨は承りました。そちら様へのコメントは今後控えさせていただきます。
他のかたへのコメントは、有難いことに感謝の御言葉を頂戴したことも(一度だけですが)あり、先述のルール違反でない限りは、続けていくつもりです。
以上、御了承戴ければ幸いです。

一本勝負の悠様の俳句活動が今後も実り多きものであることを期待してやみません。

点数: 7

「青空に白菜しゃんと胸を張り」の批評

回答者 平果

添削した俳句: 青空に白菜しゃんと胸を張り

瑞々しい景の立つ句ですね!

青・白・緑の彩りが爽やかで、大きく膨らんだ白菜はまさに自慢げに胸を張っているかのようですね。
「しゃんと」という擬音は句の肝で、句全体の瑞々しさを支えているように感じました。

点数: 4

寒月は鏡の如し友と酌む

回答者 平果

添削した俳句: 立冬の月鏡ごと晩さん会

心までも温める晩餐会の帰り道、冴え渡る月の光を受けながら歩く夜道は、句を詠みたくなる瞬間ですね。

他のかたが御指摘なさっている通り、「立冬」と「月」とを併せ詠むと具合がよろしくないようですね。
では、どうするか。私は貴句を拝見して、詠まんとしているのは「立冬」限定の月ではなく、冬の月の冴えなのではないかと感じました。なので、冬の季語「寒月」を用いることにしました。
また「鏡ごと」では、「まるで鏡のようである」の意にはならないので(「鏡のごと」であれば通るのですが)、いっそ七音使って、「鏡の如し」と致しました。漢字を用いたのは、寒寒とした雰囲気を表現できると思った為です。
「晩さん会」は、漢字に改めた上で、そのまま使いたいと思ったのですが、個人的に定型に対する拘りがあるため、五音で代替となる語を探してみました。「食事会」が見当たりましたが、「晩餐会」と比べて、安っぽい印象を拭い切れません。いっそ名詞を諦めて、「晩餐会」の語によって表現せんとしたものを代わりにしたいと考えました。では、「晩餐会」によって表現されるものとは何でしょうか。それは、お友達のご夫婦と食卓を囲む温かく穏やかな時間なのではないかと想像致しました。それを五音で言い表すのは、私の力量では難しいことでした。無理やり「友と酌む」としました。

拙い添削案ですが、僅かでも御参考になれば幸甚です。

点数: 4

凩や靴紐固く結びたり

回答者 平果

添削した俳句: 靴紐は固く凩を走らん

「走らん」には、詠み手の決意や意欲がはっきり表れていますね! 吹き荒ぶ凩をものともせずに、前へ進もうという決意ですね。
「靴紐は固く」にも、ただ奔放気ままに進もうとしているのではなく、一歩一歩を踏み締めるように着実に歩もうとする思いが見て取れます。
ただし、下五の頭が「を」という助詞になるのは、句全体のリズムを損ねることになると思います。
季語の「凩」を上五に置いて切れ字「や」を付し、貴句の要である「靴紐固く」を中七に据えるところまでは、すんなりと浮かんだのですが、下五の「結びたり」だと「走らん」という具体的な行為と決意が薄らいでしまいますね。「たり」によって、せめて決意だけは込められるようにしてみましたが、やはり「走る」という行為も残したいですね。ですが、今の私には、これが精一杯です。
僅かでも御参考になれば幸甚です。

点数: 4

「マジックを一つ覚えてクリスマス」の批評

回答者 平果

添削した俳句: マジックを一つ覚えてクリスマス

「覚えたての手品を披露してやるぞ」という意気込みが、前面には出ていませんが、じんわりと感じられるところがいいですね。また同時に、「うまくできるかな」という不安もあることでしょうね。そうした意気込みと不安を抱えたまま、クリスマスが来るのを待っている...実に素敵な句だと思います。

カタカナ語が二つ配されているのもいいですね。クリスマスのちょっとハイカラな気分が巧く表現されていると思います。「手品」だと、そうはいきませんね。

マジックの何が起こるか分からないワクワク感は、クリスマスという行事が持つそれと重なって、まだ覚えただけで披露もしていないはずなのに、いや、まだ披露もしていないからかもしれませんが、日増しに楽しみな気持ちが高まっていくような、懐かしい印象を覚えました。

点数: 4

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