俳句添削道場(投句と批評)

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「受験子の寝顔撫でたしこの眉間」の批評

回答者 平果

添削した俳句: 受験子の寝顔撫でたしこの眉間

心が温かくなるような句ですね。

コメントに書かれている「○時に起こしてと頼まれて部屋にいく」というシチュエーションが、実にいいと思います。受験生がいるからこそ捉えられる場面ですね。

「幼い頃のあどけなさが探せないほど厳しい顔をして寝ていました」については、実は反対のものが頭に浮かんでいました。すなわち、いつまでも小さいままだと思っていたのに受験生となって普段から厳しい表情をしているが、ふと寝入った顔を見ると、小さかったあの頃と何ら変わらない、というように、懐かしさと共に子供の顔を眺める親の姿を感得していました。

受験子もあの日の顔で眠りをり

駄句ですが御笑納いただければ幸いです。

点数: 1

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