俳句添削道場(投句と批評)

秋津洲はじめさんの添削最新の投稿順の2ページ目

「除雪車の後ろに鉄路浮びけり」の批評

回答者 秋津洲はじめ

添削した俳句: 除雪車の後ろに鉄路浮びけり

まあ俳句なんてもんは暇な老人と病人の慰みもの、素人と名人の区別もつかない「第二芸術」などとおっしゃた方もおられましたが、一応日本の伝統文化、よくするも悪くするも今を生きてる我々次第、昨今はTVの影響か空前の俳句ブーム?(^_^)。愚にもつかない有象無象であふれかえり、そういうあたしもその一ですが(^_^)。なんだかつつくりゃあいいってもんじゃねえ。伝統の継承者ぐらいの自覚もってほしいね。

さて、「除雪車の後ろに鉄路浮びけり」

そのまんま東国原。その光景を詠まないとね.
まっ、除雪したら線路は見えてくるわな。
俳句はだからなんやねんというんでもいいですが、感動がないとね、俳句は「詩」ですから。何か横から飛び出させてみてもいいし、ラッセルをもっとダイナミックに表現するとか。ラッセルしても次から次と積もってしまうとか。朝一番の轟音で目が覚めたとか、もっと発想を飛ばしましょう!

点数: 1

「古き司祭神間違ふや初詣」の批評

回答者 秋津洲はじめ

添削した俳句: 古き司祭神間違ふや初詣

こじつけたような面白くもなんともないね。
大体キリスト教の司祭は初詣に行かないでしょう(^_^)。間違ってもね。耶蘇教、一神教に対しする知見が全くないのだろう。むしろ愚弄するものだ。
古き司祭、老司祭でいいだろう。まあ、長年信仰を貫いてきた司祭、敬意払ってください。気取ったつもりの句でしょうが、司祭を絡めたいなら一工夫必要でしょう。
文化を軽視した、場合によっては排他的な俳句と受け取らね兼ねませんね。

点数: 2

「水仙花シベリア気団に向かい起つ」の批評

回答者 秋津洲はじめ

添削した俳句: 水仙花シベリア気団に向かい起つ

まあ普通に歳時記にある季語使ったほうが無難です。歳時記というのは「同意」です。
言い換えれば「現実性」つまり99%ぐらいが認めたリアリティということです。
したがって、ここを逸脱するのは感心しません。シベリアなんぞ入れなくても既存の季語で間に合います。新たに加えてもおかしくはないですがまあ大して意味ないでしょう。でもって、水仙花、花はいらないでしょう水仙で季語の機能果たしてます。なぜわざわざ花、拙いご語数合わせ。すでに咲いているものを季語は想定してますから無用です。けなげに寒波と向き合って頑張っているといいたいのでしょうが、シュチエーションがありきたり。もっと別の視点考えられないのかなあと思います。
何か水仙の置かれた状況を詠むより、二物一物で考えてみてください。
もちろん季語の真意を表現しないといけません。頑張って! ね!(^_^)/

点数: 0

「釘煮炊く厨のオカン春の汗」の批評

回答者 秋津洲はじめ

添削した俳句: 釘煮炊く厨のオカン春の汗

季語以外の言葉に鈍感、要は表現方法のことですね。
季語と直接関連のなさそうに見えて実は関連がある。
特に二句一章だとそんな感も否めませんね。一句一章でも同じこと。
人はいつも自分が正しいものです。それを証明するために同じ繰り返しをします。
俳句の作りようも同じ。ほかの言葉に鈍感などと論じるのはその人の能力のなさ、平凡さの表れです。そうして、自分の正しさを塗り固めます。

オカンって母のことね。表記も重要な要素です(^_^)、お酒かと思った(冗談)
くぎ煮で一杯やってるかと思いました。ほかの言葉に鈍感なんですね、私。
まあ、シンプルイズベスト、釘煮に、母に、厨に春に、汗、いいパイもろこみましたがどこかに焦点絞らないとね。いっぱい作るのもいいけど、効率よくロジカルな姿勢必要ですね。

点数: 1

「懐に大金のあり虎落笛」の批評

回答者 秋津洲はじめ

添削した俳句: 懐に大金のあり虎落笛

いいね。
もうひとひねりほしいような気するけど、読み手にいろいろ想像させる点で
GOODだと思います。はっきりと答えを言わないのも俳句の作りようの基本。
写真俳句、森村誠一の商標看板だけど(^_^)、それ向きですかね。

点数: 1

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