俳句添削道場(投句と批評)

雨々さんの添削最新の投稿順の2ページ目

求婚の僕の目の端に扇風機

回答者 雨々

添削した俳句: プロポーズノーしか言えず扇風機

他にもご指摘があったとおり よくあるタイプの句だと思いました。
あまりにも見たままなのですね、だから川柳っぽいのかもしれません。

なので ここでは添削ではなく 同じシチュエーションで俳句っぽく作ってみました。

プロポーズをしている僕の目の端に首を振っている扇風機が映った、
これはフラれるかなー、汗
…これを 敢えて首を振るという動詞を使いませんでした。

俳句って、川柳よりも読み手に想像力を働かせて楽しんで貰うというテクニックもあるとおもうんです。
もちろん 見た通り、写生の句というのが一番というのが定説のがようですが
川柳は 笑いや揶揄、皮肉、自虐などを かなりつまびらかに言うところが面白いのかな、と個人的には考えています。

点数: 4

扇風機わが歳時記を冬と為す

回答者 雨々

添削した俳句: 扇風機季寄せ一気に冬と為す

新米さま はじめまして!

まず原句「扇風機季寄せ一気に冬と為す」 説明を読んでとっても面白い着眼点だと思いました。
『あるある』 とみんなにやりとしますよね^^

問題点はこの原句ですと、何となくですが扇風機の主役感が薄いところが一番大きいでしょうか。。
扇風機季寄せ と名詞が二つ続いているせいかと思われます。
そして『季寄せ』が歳時記だと分からない場合、
扇風機が季節を寄せてきて、あたりを冬にしてしまった かのように読めてしまうかなー

そこで扇風機のあとに わが歳時記と入れてみました。
わが、は漢字が続かないためのものです。 歳時記、は先ほども述べた季寄せの誤解を無くすのと 音数ですね。

ただ、新米さまの原句、『扇風機季寄せ一気に冬と為す』よりも魅力的には欠けると思います。
あくまでも原句をなるべく壊さずに添削するならば、ということでご理解くださいね。

点数: 3

風に咲む妣や優しき彼岸花

回答者 雨々

添削した俳句: 彼岸花母の笑顔が揺れている

恵寿さん はじめまして!
そして皆様 こんにちは~^^

自分も若輩の身、添削などおこがましいのですが
読ませていただいて思うところ有りましたので…

まず 原句、『彼岸花母の笑顔が揺れている』 とてもお母様の事がお好きだったんだなぁと感じました。
ただ、前回の「手向けて」の句の時も書かれていましたがちょっと散文的でしょうか。。

前回からの課題だったらしい「亡き母」は「妣」一文字で解決できます。
妣は「はは」と詠み、亡くなったお母さんのことです。
ちなみに亡くなったお父さんは 「考(ちち)」です。
自分はその妣をハオニーさんの前回の手直し句を参考に『咲わせ』ました。

そして彼岸花についての捉え方として、
土地によって違うのかもしれませんし また現代に何を、と思われれるかもしれませんが
死人花、などとも呼ばれ 忌み嫌われたりさみしい、哀れなどの感情が少し混じる気がします。
きれいな花なのにかわいそうなことですよね。
もしかしたらハオニーさんの仰る『母狂ってる説』はこんな所も関係あるかもしれません。
そこで、彼岸花に「優しい」を付けてみました。
これでお母様の優しかったというのも兼ねて想像できるかと思いますし 彼岸花のイメージアップもしてやったつもりです 笑

恵寿さまの原句から少し離れた感じになっていたらすみません。
これは添削というより自分だったらこう詠む、という感想だと捉えて下さいね。

点数: 6

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