俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1222ページ目

「冷めやらぬ幾年月か猫の恋」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 冷めやらぬ幾年月か猫の恋

東行さん、こんにちは。御句拝読しました。
いいですねー、恋猫のストレートな鳴き声に、昔の恋を思い出した、そういうことですよね。
私もあんなふうに、大胆に情熱的に告白していれば、今頃はどうなっていただろう、とか。

ただ、この私の鑑賞は、コメントがあってこそです。コメントがなければ、「冷めやらぬ幾年月か」だけでは、作者自身の昔の恋には結びつかないかもしれません。せめて「思い」を入れましょうか。

・冷めやらぬ想い幾年猫の恋

点数: 1

「家の中息子とふたり春日傘」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 家の中息子とふたり春日傘

苧麻さん、こんにちは。
御句拝読しました。このところ、風が強いですねー。

竜子さんもおっしゃっていますが、春日傘は屋外の季語ですので、上五「家の中」との合わせはかなりキツイと思います(もちろん、上級者さんなら上手く作るかもですけどね)。

・戯れに息子とふたり春日傘

これは場所を特定せずに、「戯れに」で遊びを表現してみました。

点数: 1

「道祖神二人の濡るる春の雨」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 道祖神二人の濡るる春の雨

竜子さん、こんにちは。
御句拝読しました。道端の道祖神は、格好の句材になりますね!

私は初読で、なぜか、道祖神に見守られながら旅に出る二人に春の雨が優しく降り注いでいる、みたいな光景を思い浮かべました。
そしてご自身のコメントを拝読。ああ、そういうことですか、となりました。
確かに道祖神は神様ですので、一人二人とは数えないかもですね。
それよりも「濡れる」と「雨」にちょっと重複感がありました。

・道祖神寄り添う肩に春の雨

あえて二人を生かすと、

・道祖神小さき二人に春の雨

春の雨の前の「に」は、「へ」と迷いました!
よろしくお願いします。

点数: 1

「目を閉じて朝日を浴びる浅き春」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 目を閉じて朝日を浴びる浅き春

東行さん、こんにちは。
御句拝読しました。気持ち良さそうですね。
しかし俳句としては、動詞が多く、自分の行動報告すなわち日記のようになっています。日記がいけないというよりも、俳句も文芸である以上、やはり詩情のある作品にしたいと思うわけです。

動作報告を、できるだけ状況報告ととらえて「描写」してみましょう。

・浅春や閉じた瞼へ降る朝日
・春浅し閉じた瞳に朝日かな

偉そうなことを言っておいて提案句は今一つですが、なんとなくイメージつかんでもらえますか?
よろしくお願いします!

点数: 1

「春雨の上がりし後の心地良さ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 春雨の上がりし後の心地良さ

東行さん、こんにちは。
「下手ですみませんが」なんておっしゃることはないですよ。ここは道場というくらいで、誰もが、まだまだだと思うからこうして投句して意見を聞いたり、自分でも他の人の句に意見や感想を伝えて、できれば提案句を置いたりしていくことで、少しずつ上達していくのだと思います。
遠慮なくどうぞ。我々も東行さんのためを思って遠慮なく色々言いますから(笑)!

さて御句拝読しました。お気持ちはとてもわかります。本当に心地良さそう。
しかし、作者本人が心地良いと言ってしまうと、すぐ答えを言ってしまうクイズのようで、聞かされたほうは、「ああ、そうですか」で終わってしまいます。
できれば、雨上がりの状況を詠んで、「ああ、それは心地良いだろうなぁ…」と想像してもらう、そんな作りが好ましいのではと思います。
例えばですが、

・春雨の上がりし後の石畳

即吟ですが、こんなのとか。

一緒に勉強しましょう!

点数: 2

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