俳句添削道場(投句と批評)

篠原新治さんの添削得点の高い順の2ページ目

室外機あたりを好み蜂来る

回答者 篠原新治

添削した俳句: 蜂きたるなじむわが家の室外機

なじむ というのが、どういう状況か分かりかねました。
毎年のおなじみの光景、という意味でしょうか。
「~きたるなじむわが~」と平仮名が続いて切れ目が分かりづらく感じますので、表記の工夫が考えられそうです。

点数: 1

春暁や秘仏の弥陀の厨子ひらく

回答者 篠原新治

添削した俳句: 春光や阿弥陀如来の厨子開く

平明で分かりやすいとは思います。

春光は、春の景色のことを言うようです。いかにもキラキラした風景ですので、秘仏の厨子が開かれる場面に、マッチするかどうか、検討の余地がありそうです。
例えば、時間情報を入れるというのはいかがでしょうか。

点数: 1

蜂の巣を蜂が頭を振つて出て

回答者 篠原新治

添削した俳句: 六角形から蜂のかぶとの動き見る

言葉の置き換えを工夫された点は伝わってきます。

ただ、やはり、六角形って何のことだろう?と感じてしまいます。
素直に蜂の巣と分かる方が、読み手に負担を掛けずに済むと思います。

出たり引っ込んだり している動きを何とか描写したいですね。

点数: 1

いつぽんの大欅より揚雲雀

回答者 篠原新治

添削した俳句: 畑中に大木一本揚げひばり

句意に「大欅から飛び立つひばり。」とありますので、その状況が表されるとより良いと思います。
特に「大欅」を活かしたいように思います。

点数: 0

石垣の黒の勾配冴返る

回答者 篠原新治

添削した俳句: 冴返る城の石垣黒きこと

積石の迫力と、ざらざらした手触りが季語とマッチしていると思います。

「冴え返る城」と続くのか、ここで切れるのかが曖昧なように感じたのと、「城の石垣」よりもう少し具体的な描写が欲しいと感じました。

点数: 0

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