「パン食いの紐伸び縮む秋の空」の批評
回答者 ハオニー
伝わります
そして、ありきたりな発想だとは思ってしまいました
ありきたりな発想が悪いことはないのですが、ありきたり集団から(発想でも技術でも)抜け出そうとする意思は持っていてください
俳句は「みんなと同じじゃつまらない 類想、陳腐、没個性は生き恥だ」くらいがちょうどいいのです(いいすぎ
しかし、発想を飛ばすのはみんなと同じやり方でも構いません
やりやすい方法が一番です
秋の空→運動会→パン食い競争
やり方はきちんと出来ていますね
でも、もう少し飛ばしてみましょう
まだ意外性が足りません
パン食い競争→それを見守る親、祖父母世代→パン食い競争は戦後の人気種目
など、やりすぎなくらい発想だけは飛ばしましょう
いい発想が出てくると思います
もし、今は実現できなかったとしても、いつかは出来るかもしれません
私は「戦後、パン食い競争は人気種目だった」と言う祖父母世代が今の運動会を見ているという一句を
天高く紐にあの日を繋ぐパン
依頼のあった俳句そのものは「パン食い」の略し方、「伸び縮む」という動詞の選択が「これでいいのか?」と思います
「パン食い競争の間違いじゃないの?」と指摘されたら、弁護も反論もできませんね
そして「伸び縮む」は違う気がします
パンを取ろうとして口で引っ張ると、紐はピンと張るのです
そしてパンが取れると、紐は弛むのです
紐自体の長さは変わっていないため、伸び縮むは不自然です
しかし、私の言うことは鵜呑みにせず、国語辞典で確認してから信じるか否かを考えてください
私もたまに間違えますから
ちなみに私はもうすぐ三十路です
今まで年齢も俳句歴も隠していたのですが、どちらも腹胃様より下です
ようやく俳句を嗜む高校生に勝てる確信が沸いたので公開します(いいすぎ
点数: 1
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運動会のパン食い競争ですが、伝わりますか?秋の空→運動会というありきたりな発想ですみません。
そして、また「パン」。
私の秋は、「パン」と「どんぐり」に支配されているようです。