母を尋ねて雀蛤と化す
回答者 ハオニー
添削した俳句: 蛤の母を尋ねて鳴く雀
この季語を使うには、破調前提ですからね難しいと思います
さらに季語が一句に占める割合が多ければ多いほど、オリジナリティ不足に陥りやすいんですよね
この句は「母を尋ねて」でこの季語を分断しているように見えるのが気になります
私もこの季語でやってみましょう
雀蛤となるトラクターの灯
点数: 0
回答者 ハオニー
添削した俳句: 蛤の母を尋ねて鳴く雀
この季語を使うには、破調前提ですからね難しいと思います
さらに季語が一句に占める割合が多ければ多いほど、オリジナリティ不足に陥りやすいんですよね
この句は「母を尋ねて」でこの季語を分断しているように見えるのが気になります
私もこの季語でやってみましょう
雀蛤となるトラクターの灯
点数: 0
回答者 雨々
添削した俳句: 今朝の秋気づけば菜切る音寂し
酔いどれ防人さん こんにちは^ ^
御近所さんの様子であることが伝わるかということですので まずは素直に 隣家の、としてみました。(お向かいさんのようですが そこはご容赦)
酔いどれ防人さんは、「気づけば」をご近所さんを指す言葉としてお使いになったと思いますが 逆にそれがややこしくしているかなー
今朝の秋、とあるので 秋らしい何かに気づいたともとれますし 何かに気づいてしまったので菜を切る音が寂しく感じる、ともとれます。
なので「気づけば」を外し、「隣家の」と入れました。
上五の今朝の秋を秋のあさにしたのは この句は「ああ、秋のであるなぁ」と何かを発見して感動したという句ではないからです。
秋のあさに隣家から寂しげな包丁の音が 聞こえて来るよ、と ストレートすぎるかなとも思いましたが 提案させていただきました^ ^
点数: 7
回答者 腹井壮
添削した俳句: 今朝の秋気づけば菜切る音寂し
酔いどれ防人さん、こんにちわ。
近所から聞こえてくる音の表現をかなり気にされていたようなので季語を「秋の声」に変えさせて頂きました。
自分も不要と思った部分をかなり削り字面が大きく変わってしまったのであくまで参考程度に。
点数: 2
回答者 ハオニー
添削した俳句: 今朝の秋気づけば菜切る音寂し
近所のご家庭の包丁の音が聞こえてくるとは、プライバシーは筒抜けですね…
この句は作者さんか、もしくは奥さん(旦那さん)が包丁で何かを切る音がどこか寂しげであると解釈するのが自然です
「この人は料理をしながら物思いに耽っているのか?」と読むことも可能な範囲にはあります
これは手直しすると、相当変わってしまいます
まずは要らない表現を抜きます
今朝の秋は「秋の気配を見つけたぞ!」という季語なので「気づけば」は真っ先に消えます
次は少々疑問な点を
「包丁を使い慣れていない」ことが秋の気配とは、私にはそう思えません
でも、今朝の秋をそのまま置いてみます
今度は「菜切る音」を12音分で描写します
「包丁」か「台所」か、そのあたりの情報がほしいです
包丁の音がぎこちない、とあったので私なりにちょうどいい12音を見つけてきました
この手直しの句なら、「包丁、買い換えたばかりなのかな?」とか「秋は菜切り包丁が活躍するのよね」とか「奥さんが家にいなくて、慣れない人が包丁使っているのかな?」とか、いろいろ物語が発生します
倒れた奥さんという読みをする人が現れることに期待しましょう そこまでは一句に収まりません
点数: 2
回答者 ハオニー
添削した俳句: もてなしや炭焼き小屋の濁り酒
「や」で切る位置が適切ですね
もてなしの炭焼き小屋や濁り酒
なんてしてしまうと、ちょっと大変なことになります
知っているか知らないかはさておき...
「炭焼小屋」という冬の季語があります
木が伐採が出来ない冬場に炭を作っていたことから、炭は冬の季語となっています
でも、この句では下五が「濁り酒」で終わっているので、「濁り酒」の余韻がこの句にあります
結果、炭焼き小屋が季語としてではなく、単なる場所としてのみ機能しています
白い茶碗とか真っ黒な手とか、面白い情報がありますから、まだここから二句三句と出来るかもしれません
濃い経験というのは羨ましいですね
点数: 0