「凍星や破れし国の山河燃ゆ」の批評
回答者 森田拓也
添削した俳句: 凍星や破れし国の山河燃ゆ
腹胃壮さん
こんにちは。
いつもお世話になり、どうもありがとうございます。
腹胃壮さんに、いつも作句における発想の大切な転換法を学ばせていただいています。
腹胃壮さんは、やっぱり句会という実戦で日々、俳句人生を過ごされているので、
とても羨ましいなと思います。
やっぱり句会で、自らの俳句が磨かれていくと思うので、羨ましいです。
そうそう、歳時記なんですけど、数冊持っているのですが、
『角川 季寄せ』は本当に便利ですごいですよね。
一番、使っています。
この句は、とても鋭い目で世界を見つめておられる方こそが詠める句だと感じます。
鋭い目と同時に、とても正直な心境で詠まれた句ですよね。
たしかに、壊滅的に何もかもが残らない状況がありますもんね。
この句から、今まさに破滅的な熱い炎に焼かれてしまう、
そんな感覚になる句です。
どこか漢詩的な硬質な雰囲気もありますね。
点数: 1