俳句添削道場(投句と批評)

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「息白し手鏡の皺隠しけり」の批評

回答者 腹井壮

添削した俳句: 息白し手鏡の皺隠しけり

おうちゃんさん、おはようございます。

寅さんの「それを言っちゃお終ぇーよ」が聴こえてきそうな一句です(笑)俳諧味があって季語が生きています。おうちゃんさんが普段から見落としそうな所に目を向けて生活されているからですね。

若返る魔法の鏡息白し

はやり過ぎでしょうか。

点数: 1

雪原のほんのり青し空青し

回答者 腹井壮

添削した俳句: 白雪のほんのり青し空青し

けーい〇さん、はじめまして。
人口よりもヒグマの数が多い(たぶん)田舎町で生まれ育った腹井壮と申します。

録画してあるプレバトはまだ観ておりませんがそうなんです。晴れた日の雪は少し距離を置いて見ると青い時があるのです。子供の時不思議に思っていました。
添削は空間に広がりを持たせるために白雪を雪原にしました。白雪のままでもいいような気がしますが。ただ原句にしろ添削句にしろどの程度読者に伝わるのかはわかりません。

点数: 2

「流氷接岸す番屋無人なり」の批評

回答者 渡 弘道

添削した俳句: 流氷接岸す番屋無人なり

じわじわと流氷満たす番屋空く

点数: 0

猫の恋皿と子供を残しけり

回答者 腹井壮

添削した俳句: 鳴く仔猫親に去られて皿ふたつ

森田拓也さん、おはようございます。今まで二匹の猫が1月に亡くなっている腹井壮です。現在三匹の猫飼いです。

仔猫は春の季語で猫の親離れ子離れを詠んだのですね。自然界の摂理ですから俳句のテーマとしてはとても相応しいと思います。

作者の意図はともかく

秋風や模様の違ふ皿二つ 原 石鼎

を意識したと取られがちな句ですね。また、説明が多く過剰に切なさを演出しようとしているとも取られてしまうでしょう。
野良の雌猫は子育てが終わると子孫を残すため新たな恋を求めて出産また子育てを繰り返します。添削句は感情を込めず自然な摂理を詠んだつもりです。
原句で評価すべき点は皿に着目した事ですね。これがないとどうしても猫というテーマで季語の安定性が得られません。森田拓也さんなら今は御理解頂けなくてもいずれ納得して頂ける時がくると思います。時には必要な遠回りもあります。

点数: 1

「御降りの波へ消え行く木造船」の批評

回答者 森田拓也

添削した俳句: 御降りの波へ消え行く木造船

ハオニーさん

おはようございます。
いつもお世話になり、どうもありがとうございます。
僕の句のご添削どうもありがとうございます。
僕は創作俳句や想像俳句というのでしょうか、そこから早く抜け出さないと
いけないですね。
ハオニーさんに添削していただいて、僕の思い通りのイメージが広がる句に
していただけました。
俳句創作での一字一句の大切さを感じます。
俳句を始めてから、もう早くも大きな壁にぶつかっています(笑)
どうもありがとうございます。

僕は「木造船」から、神話的なもの、ノアの箱舟とかを感じました。
季語に込められた救済の祈りの気持ちが、淡い美しさで伝わってきて、
神秘的な世界観を感じました。
やっぱり、「木造船」ですよね。
どういう経緯で造られて、そして、どんな人々が乗っているのだろう、
ということまでを喚起させる力が「木造船」という言葉にはあると、
感じたんですけどね。

点数: 1

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