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「殺意無き鮫の眼九個夕の市」の批評
夕方の霙るる路地に猫二匹
片目鮫殺意なき眼で夕の市
回答者 イサク
添削した俳句: 殺意無き鮫の眼九個夕の市
おはようございます。
御句拝読しました。むむ、コメントも読んだうえで、「鮫の眼九個」はこういう意味だろうなあ・・・?という想像はぼんやりとありますが、正直なところ腑に落ちていない感じです。
こういう意味ですよね?というのを句にしてみました。残り4匹は表現を諦めました。「目・眼」が2回出てきますが、いくつか考えた中でこれが最もしっくりきました。いかがでしょうか。
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北しぶき祖母の柩を運びきて
回答者 イサク
添削した俳句: 祖母の喪の柩に落ちる北しぶき
おはようございます。
御句拝読しました。不用な語の指摘は他の方にありますので省略します。
柩に風雨が直接当たるという状況を私は想像できず、コメントで初めて理解しました。「時季外れの冷たい雨」をテーマとして句を詠むのであれば、「霊柩車まで運ぶその瞬間」を句に盛り込むのは、字数の問題で少し難しいかもしれません。
あと気になった点がひとつ。「北しぶき」とはどちらかというと「風」寄りの季語で「北から吹き付ける風雨」です。その季語は、カイ様の見た環境や気持ちを表していますでしょうか?涙を表現するための「雨」ならば他に相応しい季語があるやもしれません。
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