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「枝を張る桜枯木の影うすし」の批評
「初めてのキスは血の味木下闇」の批評
回答者 森田拓也
添削した俳句: 初めてのキスは血の味木下闇
腹胃壮さん
おはようございます。
いつもお世話になり、どうもありがとうございます。
腹胃壮さん、早速、清水杏芽さんの『本当の俳句を求めて』を購入しました。
いつも秘伝の俳句上達法を教えて下さってどうもありがとうございます。
早く届くといいなと思い、読むのがとても楽しみです。
たしかに、たしかに、からくりが巧妙な句ですね。
「初めてのキス」といいますと汚れていない純粋なものを感じますが、
直後のご表現で、読み手を突き落とす(笑)みたいな。
もしかしたら、「血の味」というお言葉を様々な可能性を考えて、
変えてみられても、また、面白いかもしれないですね。
血の味に変わる言葉は可能性として何があるでしょうかね。
難しいですね。
点数: 1
「段ボールたたずむイートイン臭し」の批評
回答者 森田拓也
添削した俳句: 段ボールたたずむイートイン臭し
虚俊さん
こんばんは
句の中に外国人という表現を使わずに巧みに外国人の存在を表現されていますね。
じわじわとお魚が腐っていく経過が奇妙な感覚で伝わってきます。
「たたずむ」を「佇む」と漢字表現でも、かっこいいかなと思いました。
点数: 2
「雨雲と高きに登る僕がいる」の批評
回答者 森田拓也
添削した俳句: 雨雲と高きに登る僕がいる
ハオニーさん
こんばんは
いつも僕の句に、魅力的な添削をどうもありがとうございます
適当もまた、それも微笑ましいと思う森田です(笑)。
早速、ハオニーさんのして下さった句へのご添削をノートに大切に
写させていただきました。
何度も暗唱させていただいてます。
やっぱり、句またがり破調もかっこいいですよね。
句に迫力が出て。
僕も自らの句の可能性のために徐々にですが句またがりや
破調の研究もしていきますね。
どうもありがとうございます。
句意のご説明の通りに主人公の僕が雨を恐れて高い所へと行きますが、
そこには追い打ちをかけるように雨雲が待っていたんですね。
特に下五の「僕がいる」という言い切りのご表現が何か主人公の焦りや、
同時に何ものからも逃れられないという不条理さを感じます。
点数: 3