俳句添削道場(投句と批評)

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吊し柿完成待てず姿消し

作者 五郎  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

いただいた十個程の生の柿を干していたのですが、一個ずつ減り完成前に消えてしまいました。辛抱が足りませんでした!

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「吊し柿完成待てず姿消し」の批評

回答者 慈雨

五郎さま、はじめまして。よろしくお願いいたします。
葡萄を植えられたり、干し柿を作られたり、素敵ですね。そこから俳句のタネもたくさんありそうで、楽しませていただいております。

さて御句、面白いテーマですね!
少し減ったくらいならまだしも、全部なくなってしまうとは(笑)。美味しかったんでしょうね~。

ただごめんなさい、初読では句意をつかみきれませんでした。
俳句は基本的に一人称なので、素直に読むと「私が干し柿の完成を待てず、私が姿を消した」という意味になってしまいます。
「私が姿を消した」って変な言い方ですよね。うーん。
あ、もしかして小さな子どものことかな?干してある柿が美味しそうで、こっそりと姿を消してつまみ食いをしているお子さん。

ーーと思ってコメントを読んだら、全然違っていました。。
姿を消したのは干し柿だったのですね。擬人化でしたか。

一つの句の中に動詞二つはあまり推奨されず(もちろん絶対ではないですが、一句一動詞と言われたりします)、しかもそれぞれ主語が違う形になっています。「待てない」主語は自分、「姿を消した」主語は干し柿。これがわかりにくさの一因のように思います。

また正直、「食べた」で通じることを「姿を消した」と擬人化してしまっているため更にわかりにくくなっているようにも思いました。

・吊し柿未完のままに完食す
・未完なる十の甘干食べ尽くし
などで、ひとまず意味は通じるかなと思いました。
長文失礼しました。またよろしくお願いいたします。

句の評価:
★★★★★

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「吊し柿完成待てず姿消し」の批評

回答者 めい

句の評価:
★★★★★

五郎様。
吊し柿の季語は、秋です。
それをご存知で作ったのなら、仕方ないですが、冬ではないことをお伝えしておきます。🙇‍♀️🙏

点数: 0

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添削対象の句『吊し柿完成待てず姿消し』 作者: 五郎
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