「仏の座今朝ユータ君死にました」の批評
回答者 幸福来々
コメント失礼します。
私は、いろんな句柄に挑戦される姿勢好きです。
『仏の座』は、春の七草のひとつ。
日本の本州、四国、九州に広く分布する。
湿地を好み、田を起こす前の水のない田んぼの中や周囲のあぜ道、土手などに多く生える。
また、若い葉を食用とする。
季語『仏の座』と『ユータ君』で、地域で飼っている野良猫(≒地域猫)の死を私は想像しました。
その猫は季語からまだ若かったのかなと感じました。
また、カタカナ表記の名前から、作者はそういう猫がいるということだけしか知らず、自分はその猫の名前を呼んだことがないような関係性のような感じがしました。
その猫が生きている時間が短かったからなのか、それとも作者があまり興味をもてなかったのかはわからないけども。
近所の人から『ユータ君』の死を聞かされてなんともならないような気持ちになる。こんな感じですかね。
ただ、なにかが死んだことと『仏』の字で、起こったことと季語の因果関係を感じるので、傍題の『田平子』を使う方がいいかもしれませんという提案だけしておきます。
点数: 1
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先の句は中六でした。
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