俳句添削道場(投句と批評)
みつかづさんのランク: 師匠157段 合計点: 590

みつかづさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

氷踏み抜く皆坂よ上郡

回答数 : 1

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青丹によし奈良見行はす佐保姫よ

回答数 : 6

投稿日時:

春炬燵切りつる牌に三家和

回答数 : 3

投稿日時:

煙草の火消しし瓶なる薄氷

回答数 : 8

投稿日時:

降らずなる春雪や野は白きなり

回答数 : 4

投稿日時:

みつかづさんの添削

「はらはらと辛夷の花弁落下音」の批評

添削した俳句: はらはらと辛夷の花弁落下音

 
めいさん。こんばんは。

こちらにはしばらく顔出さない気でおりましたが、
私めの作者コメントに書き忘れがございましたので、
この場をお借りしてお知らせいたします。
私めのnote記事へのリンクでございます。

https://note.com/calm_clover370

今後は俳句の記事も増やしていく予定です。
何かのお役に立てば幸いです。

これからも、ご無理の無い範囲で俳句を
お楽しみいただければと思っております。

エール句。
グッラック巣蜜に溺れんじゃねえぞ

ありがとうございます。とても励みになりますし、自戒にいたします。

以上でございます。お目通しいただき、感謝いたします。
 

点数: 1

「花冷えの雨や首筋伝ひたる」の批評

添削した俳句: 花冷えの雨や首筋伝ひたる

 
凡さん。再来失礼いたします。

私めが先のコメントで書き漏らしておりました、
イサクさんのお書きの、「下五を連体形で終え、句中に戻る」技巧についてです。

確かに俳句にその様な技巧は存在しており、
イサクさんが例として挙げられた句では成立しております。
それらの句では、下五が前へ戻る事によって牛の様子や、人が賞与によって
値踏みされる世相といった像や意味が、無理なく自然に深まっております。
ですので、「連体形で終わるから即ち不成立」 という事ではございません。

ただ、私めが気になりますのは、「文法上前に戻って読める」という事と、
「その読み戻りが、句において有効に働いている」という事とを
同一視してよいのかどうか? という点です。

貴句、「花冷えの雨や首筋伝ひたる」の「伝ひたる」は、読者にとって
まず「雨が首筋を伝っている状態」として受け取られ易い表現でしょう。

その為、文法上は前に戻って読めたとしても、読者の認識としては
「花冷えの雨や」で一度切れを感じ、後半の「首筋伝ひたる」が
それ自体でかなり感覚像として完結しかけるのではないでしょうか。

つまり、「前へ戻る事による余情や深み」 よりも、
寧ろ「一度切れたものを、後から再び回収させる読解上の負荷」の方が
前に出易い様に私めには感じられました。

私めが申し上げたいのは、
「読み戻りが可能かどうか」 だけで句の成否を見てしまいますと、
「その読み戻りが、句でどの様な美的効果、認識的効果を持つのか」という、
より本質的な部分が見えにくくなるのではないか? という事です。

以上でございます。幾度もお目通しいただき、感謝いたします。
 

点数: 1

「ボケの花あっ木蓮の人違い」の批評

添削した俳句: ボケの花あっ木蓮の人違い

 
再来失礼いたします。

note記事、拝見いたしました。
「遠目にはボケの花かと思ったが、近づいてよく見ると木蓮だった」んですね。
それでしたら、添削提案が変わってきます。倒置法の方が良いでしょうかね。

・勘違い白木蓮を白木瓜と

白木蓮が主の季語、白木瓜が脇役の季語との力関係になります。

次に、拙句「春雨や買い物袋に春雨」にコメント、ありがとうございます。
https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/haiku/corrections/view/34211

<あえて崩してる?
はい。ワザと崩しております。
それは2回目の春雨の解釈を多義にする為です。階層構造ですよね。
①:食べ物の春雨
②:季語「春雨」の繰り返し
③:①と②の両義(掛詞)

<「ハルサメに(5)・濡れる袋に(7)・春の雨(5)」これでありんす

私めだとそれはしないですね。
何故なら「濡れる袋」と書いちゃいますと、「濡れていない」という解釈が
読者側で不可能になっちゃいますし、「濡れる」が説明的なんですよね。
元句の季語が「春雨」で詠嘆もされていますから、わざわざ濡れると書かなくても、
「買い物袋が濡れているかもしれない」位は読者側が想像できますので。
なのに書いてしまうと、俳句が嫌う「説明」に堕してしまう訳です。

「春の雨が降っている中スーパーに出掛けて、会計を済ませた後、
食べ物の春雨を塗れていない買い物袋(マイバッグ)に入れる」との景が
立ち上がる余地を残す為なんですよね。
繰り返しますが、「濡れる」と書いてしまいますと、
「濡れていない」との解釈の余地(=読者に残す想像の余白)が
無くなってしまいます。変数にしたい部分を定数にしない事、
Excelで相対参照や複合参照にしたい部分を絶対参照にしない事と同じですね。

「読者に伝えたい内容の設計図をどの様に描くか?」、
「矛盾の無い景の立ち上がりを何通りまで設計するか?」、
「読者に立ち上がる景をどの程度まで絞り込むか?」という、
推敲段階の事なんですよ。

以上でございます。幾度もお目通しいただき、ありがとうございました。
 

点数: 1

「ボケの花あっ木蓮の人違い」の批評

添削した俳句: ボケの花あっ木蓮の人違い

 
まささん、こんばんは。貴句、拝読いたしました。

木瓜の花の特徴は以下です。
越の輝:白に紅色交じり。
越の夕映:開花中に白色から桃色に変化。
高嶺錦:大輪の一重咲きで、桃色ベース。
    同じ株内に、白が混じるものと紅が混じるタイプの2種類の花が混じる。
世界一:赤色か橙色。

木蓮と言えば普通は紫木蓮(しもくれん)の事で、他には白木蓮(はくもくれん)、
更紗木蓮(さらさもくれん。紫木蓮と白木蓮の両者の特徴を持ち、
白地に桃色や紫色が混じった「更紗(さらさ)」模様)があります。

俳句季語としては、木蓮が「仲春・植物」、木瓜の花は「晩春・植物」ですが、
実際は開花時季がややダブッていますので、
白木蓮(はくもくれん)と白木瓜(しろぼけ)との見間違えは在り得ますが、
この句面のままではそこまでは分かりにくいですかね。

そして、下五が「人違い」となっていますので、読みを入れていくタイプの
読者には、「グループホームにご入居されてる認知症の方の行動の事?」と
誤読されるおそれが高いですよね。

私めからの添削提案は、「読者に分かる句面にする」です。
木瓜の花の方が主役ですよね? 違ってたらコメントでお教えください。
添削案を修正する必要が出て参りますので。

・白木瓜や白木蓮と勘違い

これなら、「認知症の人」だなんて誰も思いません。
「俳句は説明を嫌う」のですが、かと言って「何の事を伝えたい句なのか
読み取れない」のも読者は困る訳ですよ。そのバランス取るの難しいですけど、
それは多読(=他の方の句を鑑賞していく事。感想文ではなく鑑賞文が
書ける様になる事)が必要になります。詠むばかりでは作句は上達できませんので。
(=インプットができなければアウトプットできないので)

最後に、2年間こちらにお世話になりました。
こちらでの本格的な活動は本日限りで終えて(たまに見る位)、俳句も含めて、
遅々としていたローファンタジーの執筆活動もしないといけませんので、
(=今まで埋葬してきた狩り蜂達との約束)添削に回せる時間が無くなります。
noteで俳句鑑賞記事は書く事もあると思いますので、お気が向きましたら
ご覧いただけますと幸いです。頂けましたコメントにはお返事いたしますので。

以上でございます。お目通しいただき、感謝いたします。
 

点数: 1

「花冷えの雨や首筋伝ひたる」の批評

添削した俳句: 花冷えの雨や首筋伝ひたる

 
凡さん、こんばんは。貴句、拝読いたしました。
雨の中の配達って大変ですよね。私めはお弁当ではなく、新聞や警備員でしたが。

まず、元句の句末の助動詞「たり」が、係り結びでもないのに何故か連体形に
なっており、何等かの体言(名詞、代名詞)が省略されている事になりますが、
読者側で補える情報が句面に無いんですよね。

存続の助動詞「たり」はラ変型(たら/たり/たり/たる/たれ/たれ)。
手前味噌で申し訳ありませんが、以下、参考資料です。
https://note.com/calm_clover370/n/n410742f6f7fa

そして、作者オンリーワンの感動なのであれば、作者コメントにお書きの
「傘をさしての弁当配達はできない」。これをお入れになる方が、
俄然オリジナリティが出るのではないでしょうか。

私めからの添削提案は、「定型を崩してでも「弁当配達」を
入れて、作者のオンリーワンにする」ものです。8音+9音の型です。
季語も変えますね。花冷えの雨と書かなくても、春の雨はソコソコ冷たいので。

A:弁当配達首伝ふ春雨
B:弁当配達首伝ふ春霖(しゅんりん。3月から4月にかけて降る長雨の事)
C:弁当配達首に春時雨よ

これなら「作者の仕事は大変だな」、「お弁当を届けてもらえる事はありがたい」と
読者は思ってくれるでしょう。「俳句は季語が主役」であると同時に、
「作者だけの発見、感動が句面に起こされている」事が大切な要素ですよね。

最後に、丁度2年間こちらにお世話になりました。
こちらでの本格的な活動は本日限りで終えて(以降たまに見る位)、俳句も含めて、
遅々としてるローファンタジーの執筆活動
(=今まで埋葬してきた狩り蜂達との約束)、就活もしないといけませんので、
添削に回せる時間が無くなります。
noteで俳句鑑賞記事は書く事もあると思いますので、お気が向きましたら
ご覧いただけますと幸いです。

以上でございます。お目通しいただき、感謝いたします。
 

点数: 1

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