俳句添削道場(投句と批評)
なおさんのランク: 師匠2790段 合計点: 8,489

なおさんの俳句添削依頼

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風花を吹雪とぞ呼ぶ都会の子

回答数 : 5

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マラソンの応援暖かき背中

回答数 : 13

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あちこちと集団下校寒雀

回答数 : 16

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億ションに消えてゆく人石蕗の花

回答数 : 18

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月見れど見へぬ君住む隣り町

回答数 : 15

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なおさんの添削

「遅桜早めに終えしテレワーク」の批評

添削した俳句: 遅桜早めに終えしテレワーク

小沼天道さん、こんにちは。
御句拝読しました。
すでに先の方々からいいコメントが出ていて繰り返しのようになりますが、私からもお伝えさせてください。
私も、ご投句よりもコメント中の句の方がいいと思います。散文的かどうかもさることながら、結局は語順の関係なのですが、ご投句はテレワークを早めに終えた、ということを伝える句です。
一方で、コメント中の句は、テレワークを早めに終えて、遅桜を観に行く/行った、という句です。
テレワークを早く終えたのも桜を見に行くためですから、やはり、遅桜が印象に残る作りにしたいです。

私なら、

・遅桜目指し仕上げるテレワーク

とか詠みそうです!提案でなく。
よろしくお願いします。

点数: 0

「旗揺れて賜りし誉れをことほぐ」の批評

添削した俳句: 旗揺れて賜りし誉れをことほぐ

千里みきさん、こんにちは。
御句拝読しました。お祝いの言葉はもう一つの句のほうにコメントしましたのでご覧ください。

本句もおめでたいですね。ただ、「賜りし誉れを寿ぐ」では、何か慶事があったことは歴然ですが、外からは何だかわからず、内輪だけで喜んでいるように見えて損ですよ。

ここははっきり、受勲とおっしゃってはいかがですか。今のままでは流れも良くないです。

・伯母の受勲一族みなの誉れなり
・薫風や受勲の誉れ一同に
・風薫る伯母の受勲の誉れかな

「旗揺れて」は日本の国旗だと思いましたが、よくわかりませんでしたので、その旗を揺らす気持ちのいい風を季語にしました。
よろしくお願いします。

点数: 0

「家人つどい叙勲ことほぐ桜鯛」の批評

添削した俳句: 家人つどい叙勲ことほぐ桜鯛

千里みきさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。お身内が勲章をもらったのですか?おめでとうございます!

ただ御句、二点気になりました。
一点目、「叙勲」は、国や政府が勲章を授けることを言います。
御句の場合、おばさまは国か政府からいただいた立場ですから「受勲」がよろしいかと思います。

また、二点目です。おめでたい席とのことで桜鯛を合わせていらっしゃると思いますが、現在の語順では、桜鯛がおめでとうと言っているようです。少し変えて、

・家人つどい寿ぐ受勲桜鯛

ちょっと季語が近いような気がしますが、置かせていただきます。
よろしくお願いします。

点数: 0

「備蓄米無ければ冷やし中華食へ」の批評

添削した俳句: 備蓄米無ければ冷やし中華食へ

川野のりこさん、こんにちは。
御句拝読しました。最近のお米の価格高騰は大変なことですね。そんな中、一番しっかりしてくれなければ困る農林水産大臣が、あのような発言。何を考えているのでしょうかね?

御句、そうした事実を、マリーアントワネットが言ったとされる、「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」に引っかけてお詠みのことと思います。

時事俳句ですから、その話題の時に一定期間理解されればいいのかもしれませんが、できれば、後世に残るようなものにできたらと思いますよね。

・コメ高値こんなことならもう炊かねぇ

あっすみません、ダジャレで季語がない!

・コメ高くご飯代わりの冷奴
・コメなくば冷やし中華を昼食に

後世に残るかどうかわかりませんが、よろしくお願いします。

点数: 1

「フェンス超え夏の夜空を見つめをり」の批評

添削した俳句: フェンス超え夏の夜空を見つめをり

めいさん、こんにちは。
拙句「これしきの」にコメントおよびご提案句を有難うございました。
「これしきの」とは、「これくらいの」という意味で、もっと正直に言えば、「これっぽっちの」みたいなニュアンスを含んでいます。
ですので、自分のことについて、「これしきのことでへこたれてたまるか」と言うのはいいですが、人に対して、「これしきのことでへこたれるなよ」というのは、相手の状況をよく考える必要がありますね。

さて御句拝読しました。私はYOASOBIさんのその歌は知りませんでしたが、ネットで調べてみると、何やら「怖い歌」として有名なようですね?

実は、初読からちょっと気になっていたことがあったのですが、めいさんはご体調が良くないと思ってお伝えするのを迷っていました。
でも、拙句にコメントいただきましたので、お礼かたがたお伝えさせていただきます。

その歌から御句が出来たとしますと、「フェンス超え」は「フェンス越え」の方がよろしいかと思います。

ご存知のように、「超える」は「それより上回る」というような意味で、「1億円超え」みたいな感じ。「越える」は上がって下がる動作です。「天城越え」です。

御句、何かの事情でフェンスを乗り越えて星空を見ているのであれば、

・フェンス越え夏の夜空を見つめをり

もし、動詞を減らすということであれば、「フェンス越し」というのもありかと思います。これですと、二人で、という意味を加えることも可能かと思います。

・フェンス越し夏の夜空を見つめをり

以上、元になった歌を良く知りませんので、的外れなことを言ってましたらご容赦ください。
よろしくお願いします。

点数: 1

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