俳句添削道場(投句と批評)
なおさんのランク: 師匠2439段 合計点: 7,436

なおさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

炎天や顔の削れし地蔵様

回答数 : 24

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炎天に帰国メダルをお土産に

回答数 : 7

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ハンディファン持たないほうの手に日傘

回答数 : 18

投稿日時:

炎天や現場に響くファンの音

回答数 : 8

投稿日時:

梅雨空の明けたら明けたで懐かしき

回答数 : 28

投稿日時:

なおさんの添削

「ほの朱く艶網タイツの蜜柑」の批評

添削した俳句: ほの朱く艶網タイツの蜜柑

めいさん、こんにちは。
御句拝読しました。私もミカンがあの袋に入っていると、赤味が増して美味しそうに見えるなぁと思っていました。

御句、残念なのは、やはりご自身でもおっしゃっていますが、五七五ではないことです。それなりに俳句をやっていますと、必ずしも五七五にこだわることはないとも思いますが、一方で五七五が染み付いていますので、そうでないと、そちらの方があれっと気になってしまいます。

気まぐれさんがいいご提案なさっていますが、私も一つ。

・ほの紅き網タイツ履く蜜柑かな

よろしくお願いします。

点数: 1

「溜息に猫は欠伸す漱石忌」の批評

添削した俳句: 溜息に猫は欠伸す漱石忌

気まぐれ亭いるかさん、こんにちは。
御句拝読しました。漱石忌で一句ですか!?私は忌日にとんと弱いもので、いつも「そうなんだ!?」という感じです。
そんな風に鈍感なので、猫の出演も、最初は何故?と思ったくらいです(汗)。なるほど、いい演出ですねー。
最初の「ため息」が、「誰の、何故?」と悩んでしまいました。普通は作者ですよね。よく考えれば、漱石忌の句ですから、小説か俳句で悩んでいるとわかりそうですが、他の時に、忌日の俳句は、季語とは全く関係のない事柄を詠むのだ、みたいなことを聞きましたので…。
でも本句では、漱石に絡めたほうがおもしろいですね。

ため息を脚色するために、少し語順を変えてみました。

・猫あくび主人ため息漱石忌

主人はあるじとお読みください。
うーむ、でも面白さが半減しましたかね。やはり猫のあくびはあとの方がいいかな。

・師は悩み猫は欠伸す漱石忌

先生の意味で師としましたが…。
よろしくお願いします!

点数: 0

「明け方に枕抱くや初氷」の批評

添削した俳句: 明け方に枕抱くや初氷

博充さん、こんにちは。
御句拝読しました。「枕を抱く」シリーズですね。
偉そうな言い方で申し訳ありませんが、今までの中で一番いいと思います。
御句では、枕を抱くお気持ちと季語の初氷が響いています。こういうのを「近い」とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、私は好きです。
ただ、悔しいので(笑)、あえて申し上げれば、枕を抱くことをそこまで詠嘆するのかと。季語の前での場面転換にはいいと思うのですが、枕を抱くことより、これは、その時が明け方だったことが詠嘆の主要因だったのではないかと。
そこで、

・枕抱く夜明け近きや初氷

こんなのを考えてみました。原句とどちらがいいかは別として、置かせてください。
よろしくお願いします。

点数: 1

「かぶとむしぶんぶん飛んだ五分間」の批評

添削した俳句: かぶとむしぶんぶん飛んだ五分間

藤井礼恩さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。小学生当時の俳句とのこと、素晴らしいです。褒められて当然です。
俳句は江戸時代から続いている文芸ですから、色々なことが詠み尽くされています。ですから、それなりの評価をいただくには、少し変わった観点からの作句が求められます。
御句、小学生がカブトムシを詠むのは珍しくないと思いますが、普通は、角がすごいとか、力強いとか、ケンカに負けるなとか、あるいは探すのが大変だったとか詠みそう。
しかし礼恩さんは、「カブトムシがブンブン飛んだ」と!普通、ブンブン飛ぶのは蜂でしょう。この意外性!
これは、例えが悪いかもしれませんが、追い詰められたゴキがこちらに向かって飛んできた時の衝撃にも似ています。
この意外感が評価されたと思います。
さらに良い点は、具体的、数字を出す点。長い短いと言うより、それを具体的に表したほうがインパクトは強くなります。その点、御句では「五分間」と具体的に。これはすごい。大人の句選でも多少の手直しで通用すると思いますよ。

次は礼恩さんの今の句を聞かせてください!

点数: 2

「夏嫌う冬の貴方や冬嫌う」の批評

添削した俳句: 夏嫌う冬の貴方や冬嫌う

柿の種さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。面白い句をお詠みになりましたね。
この句の場合の「夏」や「冬」は、季語にはならないと信じての作句でしょうか?
確かに、この句の夏や冬は、単に四季の区分を示しただけのもので、季語の扱いにはならないと思います。それでも、季語らしき様相を呈しているので、季重なりにならないようにとの提案をなさっている、気まぐれさんや負乗さんの工夫はすごいですねー。
私はとにかく、「夏」も「冬」も、句中の人物の季節の好きずきを表しているだけで、季語としての扱いではないとして、最後に季語を入れて再構成してみました。

・夏嫌い冬好きの君炬燵抱く

ああ、でも、この提案句は、「夏はイヤだ、冬が好きだよとか言っていたくせに、炬燵から離れないじゃないの、やっぱり冬が苦手なのね」という意味でしたが、冬が好きな人でも炬燵を抱きますね。ダメだこりゃ。

点数: 0

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