俳句添削道場(投句と批評)
なおさんのランク: 師匠2520段 合計点: 7,677

なおさんの俳句添削依頼

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納骨を終へて炉ばたの秋刀魚かな

回答数 : 33

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夜間飛行やすやす越ゆる天の川

回答数 : 15

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西瓜切る目を見開きて口閉ぢて

回答数 : 39

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八月や伯父の戦死を子ら知らず

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秋の句をひねる背中に蝉時雨

回答数 : 21

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なおさんの添削

「冬ざれの通夜ぶかぶかの左前」の批評

添削した俳句: 冬ざれの通夜ぶかぶかの左前

青トマトさん、こんにちは。
御句拝読しました。寂しい印象の句ですね。

こういう俳句にあーだこーだ申し上げるのはいかがなものかという思いもありますが、道場ですのでお伝えします。

冬ざれという季語は、もっぱら屋外の荒涼たる景色を指すのではと思います。
屋内の、それも棺桶の中の様子に合わせるのはどうでしょうか。

次に、ぶかぶかの左前、ですが、亡くなった時点ですでに痩せ細っていらしたなら、その体型に合わせた死装束を着せてあげると思います。
御句では、まるで、健康な時から死装束を用意しておいて、痩せてしまったからぶかぶかになった、というように読めます。それはおかしいですよね。
ただこれが、一般の白装束ではなく、故人のよく着ていた着物(和服)を着せてあげて、死装束として左前にした、ということなら話はわかります。そういう意味ですか?それならごめんなさいです。

ということで、季語のことだけ提案させていただきます。

・通夜寒し痩せてぶかぶか左前

「痩せて」がくどいかと思いもしましたが、コメントなしに「ぶかぶか」だけでわかるかなあと思い、入れてみました。
よろしくお願いします。

点数: 0

「冬の朝掃除機かけると句が浮かび」の批評

添削した俳句: 冬の朝掃除機かけると句が浮かび

まささん、こんにちは。
御句拝読しました。俳句が生活の一部に!すごいですねー。頑張ってください。
御句、厳しくとのことですし、ツッコミどころがいくつかありますので、お伝えします。

まず、動詞二つで、◯◯すれば◯◯する、という構文は、因果関係になったり、作業手順や活動報告になりがちで、およそ俳句とは似合わないものです。動詞は一つに、できればないほうが良いです。

次に、中八はなんとかしたいです。まささんは中の句が六音の字足らずになったら、中八になったりしますが、投句の前に指を折って数えて下さることをお願いします。

次に季語の「冬の朝」ですが、特に冬の朝でなくても夏の昼でもいいような光景ですが、それはさておき、五文字の季語は下五に置くと作りやすく、安定して、余韻が残っていいと思いますよ。

・掃除機の音にも作句冬の朝
・冬の朝掃除機かけて五七五
・家事全部俳句の種や冬の朝

よろしくお願いします。

点数: 1

「枕辺の皿に盛りたる寒苺」の批評

添削した俳句: 枕辺の皿に盛りたる寒苺

めいさん、こんにちは。
いつも拙句にコメント有難うございます。
なんだか体調が悪そうですねー。どうかお大事になさってください。

具合の悪い時に、ポジティブなコメントでなくて恐縮ですが、道場ですのでお伝えしますね。

「枕辺の皿に果物を盛る」、ごめんなさい、これって、私は、縁起でもない場面を想像しました。祖母や母の時にはこのように飾ったことがあるので…。
そんな意味ではないことは、皆さんのコメントを読んでよくわかりましたが、このように受け取る人もいるのだなぁという参考にしてくれますか?

私のような読みを避けるには、「枕辺」を変えたらいいのではと思いました。

・赤々とベッドサイドの寒苺

この「寒苺」は、野生の苺というより、寒中の苺(滋養のある寒卵みたいな)のイメージで置いています。

早く元気になってくださることをお祈りします。

点数: 1

「善きことをまずは書きたき初日記」の批評

添削した俳句: 善きことをまずは書きたき初日記

おかえさきさん、こんにちは。
再訪です。前句にコメント有難うございました!
娘さんのお住まいとかのご返事くださっていたのですね。すみませんでした。
創作でも全然いいですよね。実は私も今日、某句選に、私が外国住まいだという句を投稿しましたよ(笑)。

お孫さん成人式でしたか、おめでとうございます!当方も今日は孫が成人式でした。私とのツーショットのいい写真があり、送りたいところですが、ここに載せるわけにもいきませんので自重します(笑)。

最近、私の投句のペースが早くなったとおっしゃっていますよね、確かにそうです!
その理由はいくつかあって、年末に2024の句帳を整理していたら、疑問点があってご意見をお聞きしたい句がいくつか出てきたことが一つです。
あとはやはり、いただいたコメントが多くなると、今回のおかえさきさんのように、埋もれてわからなくなってしまうからです。

コメント10個を過ぎたら次の句、と思っているのですが、なかなかその通りにはいきません。

そんなこんなですが、どうぞよろしくお願いします。とつくに、使わせていただきます!

点数: 1

「初場所やりきみてお茶こぼしたり」の批評

添削した俳句: 初場所やりきみてお茶こぼしたり

まささん、こんにちは。
幸せそうで何よりです。
御句拝読しました。初場所は面白いですね。私も注目しています。

あらちゃんさんもおっしゃっていて、私も前の句「せめぎ合って」でもお伝えしましたが、中の句の字足らずが気になりました。字余りの中八はうっかりやってしまうこともありますが、字足らずはうっかりというより、しっかりしてほしいと思います(笑)。
また、「お茶」の「お」については、めいさんのおっしゃる通りです。一音を大切にする俳句では、そこまで配慮するのです。

あと、私が気になりましたこと二点。
「初場所やりきみて」という措辞ですが、初読では、「やりきみて」って何?と思いました。俳句では、見た目というか、どう読まれるかも気にしたほうがいいです。

もう一点は、「お茶こぼす」です。個人的感覚だと思いますが、お茶をこぼしたくらいで…という感じです。俳句は真実報道ではなくて文芸ですので、脚色はありだと思います。

・初場所や贔屓の寄りに茶碗投げ
・初場所や盛り上がり過ぎ茶を倒す

ふきんを用意しておいてください!

点数: 2

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