「残雪の白き無垢色輝けリ」の批評
添削した俳句: 残雪の白き無垢色輝けリ
こんばんは。
無垢な(の)色、と感じられたところが句のよいところだと思います。
◆残雪を「白い」「無垢色」「輝く」と三度も描写しているのですが、多すぎて窮屈になっているようです。特に「無垢色」という造語っぽい言い回しが窮屈なような。
◆「雪」に「白」は当たり前というか、いろいろな文芸・詩でも言われていることば。わざわざ強調する必要があるかどうか
◆「輝く」は積もった雪の描写ではややありきたりで無難なところですが、「白い」よりはマシかと。「無垢な(の)色が輝く」という文脈であれば雪の描写とも言い切れません
ということで、「無垢な(の)色」を上手に使って、「白い」を省略してみます。
・残雪や無垢な色して輝ける
※輝けるは動詞「輝く」+助動詞「り」の連体形。「や+けり」ではありません。
「白」を残す手もあります。「白」と言えば「色」は不要かと・・
・残雪の無垢なる白の輝けり
※この場合は上五「の」でいいと思います
点数: 2
