アナザポリス・リビルド-怪力乱神の未来都市-の批評
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アナザポリス・リビルド-怪力乱神の未来都市-(元記事)
ジャンルとしては『空想科学SF』に分類されます。近未来の東京都(と呼ばれていた街)を舞台にしていますが、内容的にはサイバーパンクとオカルトパンクを融合させた感じの雰囲気になっています。ただ、作品全体を通してみると、サイバーパンクの方の色が強いと思います。
作品テーマは『人間の生き様』です。色々な思惑や事情を抱えた人間達が、歪な技術に囲まれた街で、どんな風に己の信念や生き様を貫くか。そこを焦点としたお話です。単純な勧善懲悪の物語ではありません。キャラクター達の人生を書ききった上で、誰を幸せだったと感じるか、不幸だったと感じるかを、読者に委ねたような作品です。
上記に述べたテーマに沿って物語を紡いだ結果、ストーリー構成は『群像劇』という形をとっています。また、『人間の生き様』を演出する上で、心理描写や情景描写にかなりの力を入れています。世界観が特徴的だと良く言われるのですが、実はそこはあんまり力を入れていません。荒唐無稽なガジェットを隠れ蓑にした、これは『人間の物語』です。
アナザポリス・リビルド-怪力乱神の未来都市-の批評
投稿者 月見里キャメロット 投稿日時: : 0
以前読ませていただいた時には、批評チックになってしまったので、今回は良かった点を書かせていただきます。
まず、設定のバランスがいいと思います。少し序盤に固まっている印象を初見だと受けましたが、もともと細かいところまで設定が作り込まれている。それをバランスよくストーリーと絡ませながら出せていると思います。
また、ストーリー自体も、あまり見ないものながら面白いものになっており、合間合間に挟まれる小ネタなど、作者さんの芸の深さが垣間見える作品だと思います。
主観的な意見ですので、ご参考までに。
良かった要素
ストーリー 設定
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