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アームドモンスター 案2

スレ主 和田慶彦 投稿日時:

目的:趣味で書く

要望:おもしろいか教えて下さい!

キャッチコピー:英雄譚に憧れた女の子がロボットに乗って英雄を目指す話

カテゴリー:SF

あらすじ

冒頭:2体のモンスターが戦っている。一つはこの星のモンスターの王。もう一つは巨大ロボット・アームドモンスター。アームドモンスターがモンスターに致命傷を負わせるが、アームドモンスターの方も無事ではなく、制御系が壊れて暴走する。パイロットは脱出する。
1:英雄譚の読み過ぎで英雄を夢を見た惑星の郷士の娘・ステラ・サントラナは家出同然にハンターになる。ギルドの表に「なんでもやります」と書かれた看板を掲げている美少女を見つけたので施しを与えることにした。名前を聞くとホーリーと聞こえたのでそう呼ぶことにする。食事を与え、一緒の宿に泊まると、少女だと思っていたホーリーは少女を見紛うほどの美少年であることがわかった。ホーリーが男だと知って態度を変えるステラ。ホーリーは出ていくが、ステラは追い出すまでしなくても良かったのではないかと思う。翌日、またホーリーがギルド前に立っていたので、英雄にはサイドキックが居るのも悪くない、と言ってホーリーを雇うことにしたステラ。だが、ホーリーの提示した金額はステラの所持金ぴったりだった。文無しになったステラは自分がホーリーに施される立場になる。
2:町外れの遺跡にアームドモンスターが有るらしいと聞いて、ステラ達はそれを探しに行く。途中で賞金首「ナロードラゴン」と出会う。立ち向かおうとするホーリーを連れてステラは逃げる。遺跡まで追ってくるナロードラゴンだが、さすがに遺跡は壊せないようで、二人はなんとか逃げおおせた。中を右往左往していると隠し区画が見つかり、アームドモンスター・ザジムを見つける。ザジムに乗って遺跡を出ると、再びナロードラゴンに襲われ、これを倒す。ナロードラゴンの賞金も手に入れて、二人は打ち上げの食事をする。
3:アームドモンスターを手に入れたステラはホーリーにある場所に連れて行って欲しいと頼まれる。行ってみるとアームドモンスターで相手するような大型モンスターが沢山居る激戦区だった。ホーリーは敵わないから逃げろと言うがアームドモンスターを手に入れて気が大きくなったステラは立ち向かう。すると、賞金首である「はぐれ篝火」が現れてモンスターを倒す。ホーリーがあれは暴走した自分の機体だ、と言ってステラにここからは自分がカタをつけるからステラは帰れと言うが、助けるのが英雄の務めと協力することにする。ザジムに襲いかかるはぐれ篝火。モンスターや賞金稼ぎ達と戦ってボロボロになったはぐれ篝火を、ステラとホーリーで力を合わせて制御を取り戻す。帰り道でまた強力なモンスターに襲われるが、篝火に乗ったホーリーと協力して倒しながら街に帰る。大量の賞金と篝火の機体を貰い、篝火はホーリーに与える。ホーリーは深く感謝する。
4:はぐれ篝火の賞金で篝火をできるだけ直し、修理ついでにザジムを改造する。賞金首を倒したことで評価が上がり、簡単な仕事でもいいから仕事を成功させれば昇級試験が受けられると言われて仕事を受ける。初心者だけでは仕事は受けられないと言われて付き添いのベテランと一緒に仕事をする。名をガルドというベテランハンターは強面で、ステラは萎縮してしまう。察したホーリーが割り込むが、ガルドはホーリーを只者ではないと見抜きつつ、自分はステラと打ち合わせをしているのだ、と言う。ステラが依頼を受けるのはこれが初めてだ、と聞いて手続きの仕方を色々と教えるガルド。一緒に依頼を受けた他のメンバーとも挨拶と連絡先を交換させる。アームドモンスターに乗って出発する。ホーリーのアームドモンスターが篝火だと知って驚くガルド。道すがら仲間達に自分が賞金首を倒したことを自慢するステラ。依頼を受けた農業地帯に行き、ステラは早速近くのモンスターを狩りに行こうとするが、ガルドに現地での手続きの仕方を色々と教わる。一通りの手続きを踏んだ一行は出撃するが、ホーリーがほとんど倒してしまう。サイドキックが英雄よりも活躍するなんてあってはならないと文句を言うと、ホーリーは手加減をするようになる。ガルドの指揮のもと、新人達は戦いながらアームドモンスターの操縦を覚える。。その時強力なモンスターが現れてガルドはホーリー以外の皆に下がる様に言うが、ステラは立ち向かう。ホーリーに助けられて倒す。倒した後にガルドに叱責される。ホーリーからも注意される。
5:ホーリーはステラに訓練をすることを提案する。ステラは実戦が一番の練習になる、と言う。それをなんとか説き伏せて訓練をさせるホーリー。訓練は体力づくりと簡単な武器の扱い方やアームドモンスターの操縦の単純な反復練習だったが量が尋常ではなく、ステラは訓練に何とかついていくが見栄を張って余裕綽々であるかのように言う。
6:ステラはホーリーと一緒に依頼を受けるが、ホーリーと篝火が大体解決してしまうので面白くない。もう自分が養う必要などないだろう、と言ってホーリーを解雇する。ホーリーを解雇してからうまくいかないステラ。ステラは自分の無力さを思い知る。ガルドのチームに誘われる。大手のチームだったのでステラは満足する。村を襲う盗賊退治の依頼を受けて成功させるステラ。盗賊は全て殺せという村人達の声を聞き、全員処刑されるというガルドの話を聞き盗賊たちを開放するが盗賊たちはステラに暴行を加え、人質にして逃げる。潜伏先を見つけたらステラを犯そうという話をする盗賊たち。その時ホーリーが現れて、盗賊たちを皆殺しにする。なぜここにいるのかと聞くと、解雇されたので雇用金を返しに来たと言って最初にステラが渡した金と同額の金を渡すホーリー。そのまま去っていく。その後、ガルドに殴られ、いい加減にしろと言われるステラ。チームをクビになる。ホーリーにもう一度組もうと言い出せなかったことを後悔するステラと、別の地域で一人で賞金首を狩る様になるホーリー。
7:冒頭のボスモンスターが回復し、人類の領域に向かって侵攻してきているという情報が出て、ハンターギルドから緊急招集がかかる。ギルドは街を放棄することを決定した。ステラは避難誘導などの後方支援をするように言われる。罠の設置などの下準備を終えて宿に戻ると、ステラの両親が訪ねてくる。こんな危険な場所からは離れて実家に帰ろうと言われるが、拒否するステラ。
避難誘導が終わるが、避難できるのは一部の上流階級だけで、下層民は置いていかれる事を知った。街に残って戦うことを決意したステラ。両親が再びやってきて助けられるのはこれが最後だというが、ステラは拒否する。その夜、もしかしたらホーリーがまだ近くで見てくれているかもしれない、と思い、ワガママだと理解しているがそれでも聞いているなら一緒に戦ってほしい、と虚空に向かって語りかけ、ホーリーの雇用金を出すステラ。しかし虚空は返事をしない。金を置いて去るステラ。
8:市民たちとステラと同じくと同じく町を守ろう、あわよくばボスモンスターにかけられた賞金をいただこうと残った義勇兵とともに迎え撃つステラ。義勇兵の中にはガルドの姿もあった。戦いが始まり、劣勢になると義勇兵達が一機、また一機と逃亡していく。戦力が残り少なくなった時、篝火が助けに来る。篝火をボスモンスターにぶつけるために援護する義勇兵達。ステラも懸命に戦うが、限界が来る。もうダメかと思われたその時、ボスモンスターを倒した篝火が助けに来る。残りのモンスターも倒し、町は守られる。
9:避難していた人々が戻ってきて町は復興し、ボスモンスターにかけられた賞金を残った皆で山分けする。ホーリーはステラの傍に佇む、ステラがお礼を言おうとすると、ホーリーはステラが落とした雇用金を懐から出す。前日に落とした雇用金を、ホーリーは拾っていたのだ。私は貴方の小姓ですから、と言ってステラにそれ以上を言わせまいとするホーリー。それを受けていつものように振舞うステラ。二人の冒険は続く。
終わり

キャラクター

キャラクター

ステラ・サントラナ
「いい?ヒーローとは、誇り高く有るべきよ。そのサイドキックであるホーリーも誇りを持って行動するの。だからお尻叩かないで」
15歳。女
惑星の郷士の娘で、愛されて育った美少女。
幼い頃から愛読してきた英雄譚に憧れ、自分も英雄になろうと家出をして危険な職業であるハンターに登録した。
漫画やラノベですっかり頭がやられており、主人公の様に振る舞い、融通が利かないが、時々元の隠キャが出る。
暴走しがちだが育ちが良く、教養もあるため、所々で気遣いや人の良さが垣間見える。

ザジム
18メートル。60トン
軍の遺跡の格納庫に眠っていた量産機。
スペックは軍の要求をギリギリ満たしており、信頼性が高く、盗賊がよく使っているためザコの象徴のように言われているが、実際にはこれより弱い機体はいくらでも有り、軍の要求を満たすだけのスペックを持つため侮れない。
ステラの物は軍の正式仕様のため、ハンター仕様のものよりも性能が良く、装甲も良いものを纏っている。
強敵相手には役に立たない肩の歩兵掃討用ミサイルランチャーを取り外し、追加装甲を付け甲冑の様になるように改造した。その時に角がついたが、別にブレードアンテナとかではなくただの飾りである。
ステラは自分の腕があればこの機体は一流の機体に劣らないと信じている。

ホーリー
「この小姓めにお任せください!!」
基本的な設定は案1と同じだが、こちらの方は作風もあってややコミカルな部分が目立ちテンションが高い。
基本ステラの言う通りにするが、ステラの暴走が目に余るとケツをぶっ叩く。

篝火
案1と同じ。

ガルド
「そういう事をするのは行儀がいいとは言えねえな」
50歳。男
A級ハンターで、学も実力も有るベテランハンター。
大国の一つ「帝国」の元軍人で、政争に巻き込まれて国外に脱出し、ハンターになった。なので元は士官学校を出ているエリートである。
強面だがダンディなチョイ悪オヤジと言った風貌で、威圧感が有る。
ハンター経験が長く、ステラの様な「何か勘違いした夢見がちな新人」の扱いにも慣れており、ちゃんと教えてくれる。

フッケヴォルフ
18メートル。70トン
ガルドの愛用する機体で、索敵機能と機動力が優秀で肩のミサイルランチャーは様々な弾頭に対応している規格で、装甲もそれなり。
斥候として前に出ても後ろで指揮しても戦ってもそれなりの仕事をし、軍からもハンターからも評判がいい。
本来は他にも武装が施されているが、ガルドのものはそれらを取っ払って代わりに重量級アームドモンスター用の大型レールガンを装備して更に装甲を強化している。

作者コメント

複数用意した案の中でどれが一番おもしろいと思うかを聞きたいです

ドン・キホーテを見て思いついた主人公像。
こちらの方がステラのキャラが立っている様に思える。
ホーリーが大分柔らかくなっている。

問題点
コミカルな前半と中盤のシリアス展開がミスマッチ。誰得シリアスと思われそう

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