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人狼ゲーム第4話 全9話で完結

人狼ゲームの第4話

作者 厨二病? 得点 : 0 投稿日時:


第二章 地獄の始まりは_____
「では、みなさん『会議』を始めましょう。ではスタート!」
そう言って大きいつくえの周りにいた俺達に言いゲームマスターは消えた。
「会議って、、どうすれば、、」
奈々未が不思議そうに言った。
「普通の人狼ゲームの会議と同じだよ!!俺はちなみに白だからな!!」
照が声を張り上げて答えた。自分の白をみんなに伝える時間ってことか、、
「俺役職言うね、、、俺は市民だ!」
次に洸稀が声を上げた。市民、、、100種あるうちに市民なんてあるのだろうか、、俺は少し洸稀を疑った。
「私は、バリバリの白だわ!みんな信じてー!」
そのあとに奈々未が言った。どうもみんなのことが信じられない。
「ていうかさ、、100種あるうちに『市民』を選ぶとか、、なんか不自然じゃない?」
奈々未が白を自白したあとにもう一度みんなに言った。それ、俺も思った。
「いや。別にそういうこともあるんじゃない?」
その問いに奏でが答えた。奏は推理力があるからなーいろいろと頼りになるはずだ。
「そうだよ!俺は本当に『市民』なんだって!!!じゃあ逆に奈々未はなんの役職なんだよ!」
確かに、奏が言っていることは一理ある。だがそんな偶然は、あるのか?それにわざわざ言う必要があったのか?人狼側は市民側がどんどん死ねば有利。『市民』と自白して追放、または殺される場合もある。少し、、洸稀、、怪しいな。
「えっと、、、俺はちなみに『情報屋』だ。」
なんかピリついた話に入ってきたのは翔だった。
「『情報屋』?って何?」
翔の急の自白に疑問を言ったのはさっきまで一言も喋ってなかった、稲日だ。
「なんかー毎回夜になると一回誰かの『情報』がわかるんだって。」
は、、、?おいおいおいおいおい!お前ほんと馬鹿なのか!!翔!それみんなに言ってお前なんのメリットがあるんだ。デメリットしかないだろ。情報がわかるのは確実に市民側。多分翔は人狼側にとってすごい厄介。自分の情報が知られたら終わりだ。翔が馬鹿なのは知っていたが、ここまで馬鹿だとは、、っ!だがそれは確実ではない、、翔が嘘をついている可能性もある。多分いまみんな翔は馬鹿だと思っているだろう。
「へーなんかすごいねー」
それに興味を持った人物がいた。それは_____愛華だった。なぜ今愛華は返事をした、?まぁそこまで深く考えることはない、、。と俺は考えるのを諦めた。俺は今自白したほうがいいのか?いや『占い師』だと言わないほうが好都合。ここはあえて、、
「俺は、、なんの役職かは言えんが、、これは言っておく白だ!」
これが一番いいだろう。むやみに役職名をだし、メリットはない。隠しておくことで人狼側はこちらの情報を知らずにすぐには殺せないだろう。
「てか、、、この場で自分黒っていうやついねぇだろ、、。埒が明かねぇどうすんだよ」
「大丈夫。追放は明日だよ?今回の夜でなにか手がかりが出てくるかもしれないし、、、」
照の質問に答えたのは亜美だった。
「いや、、、今回の夜で必ず犠牲者が出るじゃん」
そしてすぐに反論したのは奈々未だ。確かに今回で最初の犠牲者は出る、、。俺が狙われる可能性もある。なんか緊張するな、、、
「俺言っとくけど_____
「お時間です。それでは夜になるまで自分の部屋で待機を、、、夜になりましたら自分の役職の効果が発揮できます。ではまた明日。ご武運を」
洸稀がなにか言おうとした途端、、時間が来た。そしてゲームマスターは説明をしてまたどこかへ消えた。本当に誰なんだよ、、ゲームマスター。気味悪りぃ。それにしても洸稀はなんて言おうとしたんだろうか、、、気になるな。
「、、、じゃあみんなまた明日ね、、」
重い声色で言ったのは奏だった。そりゃ暗くなるわな、、明日になったら誰か一人いないかもしれない、、そう思ったら俺は急に寒気がした。そしてそのあと誰一人喋らず、部屋へと戻った。_________夜になった。窓を除くと暗い。この世界では時間の流れが早いのか、、?
「よし!『占い』すっか〜!!」
俺は早速自分の『占い』を使った。選んだのは____翔だ。一番さっきの会議で怪しかった。
ボワッ!
紙に名前を書いて占いの呪文を唱えると、紙に新しい文字が浮かんだ。占いができると言っても白か黒だけがわかるらしい。あんま役に立たないな、、。そして出てきた言葉をみて俺は鳥肌が立った。
_______翔  黒_______
黒!?なにかの間違いではないか?だが何をしても紙には黒と書かれている。
「やっぱり、、『情報屋』は嘘だったのか、、っ!」
俺はあまりのショックで思わず声を出してしまった。じゃあ翔は『情報屋』ではない?ではなぜ『情報屋』と言ったのだろうか?まぁ情報は得られたことだし、、、でも、、占い結果は会議のときには名前が出せない、、一体どうすれば。俺は今日寝れなかった。理由は単純。怖いから。いつ人狼が襲ってくるのかと寝れなかった。だが俺のもとに人狼は来なかった。
「みなさんおはようございます。では今回2日目の会議を行います。」
眠い、、、。
俺は寝ていなくてすごくだるい体を引きずりながら部屋を出て、中央にある机に向かった。そして俺はあることに気づいた。
「洸稀が、、、いない、、」
俺は思わず声をもらした。その言葉にみんなが気づき、ざわついた。
「ほんとだ、、、っ!洸稀がいないっ」
「まさかっ!洸稀がっ」
「ッッ、、、!」
みんなすごく動揺していた。
「あれ?洸稀様がいらっしゃいませんね。では洸稀様の部屋を見に行きましょう。」
こんなにもみんなが動揺している中、なぜかゲームマスターは平然としていた。むかつくな。
ガチャっ
洸稀の部屋が開いた。
「キャーーーーーーーーーーー!!!!!!!いやぁ!!!!」
一番先頭にいて一番最初に洸稀の部屋を見た奈々未が声を上げた。やっぱりっ!俺も洸稀の部屋を覗いた。すると血まみれになって倒れている洸稀がいた。死んでいる、、。俺達が今行っている『人狼ゲーム』は殺し合いのゲームだ。まさか本当に殺されるとは、、っ!
「ゔぁぁぁぁぁぁぁあああああ」
「きゃーーー!!洸稀!洸稀!!やだやだやだぁぁ!」
「おい!洸稀しっかりしろよ!洸稀ぃぃぃい!」
部屋を見たみんなは泣いていた。当然だ。中学からの友達が殺されたんだから。殺されたということは、、洸稀の『市民』は本当だったのか、、っ!!あいつ本当に馬鹿だな!
「洸稀様が人狼により殺害、、ではみなさん戻って会議を始めましょう」
こいつはなんでそんなに平然としてられるんだっ!俺は怒りが頂点に達していた。そしてみんな泣きながら最初にいた机に戻った。
「では会議を始めます。スタート」
そしてさっきまで何事もなかったかのようにまた会議が始まった。
「、、、、なんで、、なんでぇ洸稀がっ!そんなぁ」
「ということは、、、この『人狼ゲーム』は本物って言うことになるね、、」
みんな重い声色で話し始めた。
「みんな!いつまでも泣いてちゃ、解決にならないよ!早く洸稀の殺した『人狼』を突き止めよう!」
そう誰よりも明るい声で言ったのは奏だった。
「そうだね、、ぐすっううぅわかった。会議を進めよう」
泣きながら答えたのは、洸稀の一番の親友。亜美だった。
「、、、洸稀が殺されたってことは、、洸稀は本当に『市民』だったんだな」
「そうだね、、私、、一瞬疑っちゃった。」
俺もだ、、最初は結構疑った。誰だよっ!洸稀を殺したやつは、、!!このなかに『裏切り者』がいる。洸稀を殺した、『人狼』を絶対に突き止めてやる。

日下部洸稀   『市民』 
彼は、過去に■■■られた。

作者コメント

どんだけぇ〜!!!!
ちなみに私は照くん推し。
死にたくないなぁ

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