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人狼ゲーム第2話 全9話で完結

人狼ゲームの第2話

作者 厨二病? 得点 : 0 投稿日時:


エピローグ はじめまり
『人狼ゲーム』これは誰もが知っているゲームだろう。人狼ゲームとは、村人の中に紛れ込んでいる『人狼』を見つけ出すゲーム。だが僕が行った『人狼ゲーム』はそんな甘ったるいゲームなんかじゃない。あれは確か、、高校に入学して少したったときだっただろうか、、、
第一章 謎の『人狼ゲーム』
「おーい。夏空!一緒に放課後サッカーしようぜっ!」
「おう!やるに決まってんだろ」
俺の名前は青輝夏空高校一年生だ。俺は最近高校に入学してきた。今、俺に喋りかけてきたやつは俺の親友、南城煕だ。照とは小学校から同じで、いわゆる親友ってやつだ。そんなわけで俺は高校生活を存分に楽しんでいる。
「あっ!ねぇねぇそこのお二人さん!一緒に人狼ゲームやんない?」
と、俺達がサッカーをしに帰ろうとした途端同じクラスの女友達、飯塚稲日が話しかけてきた。
「どうするよ、照」
俺は照に問いかけた。、、、人狼ゲームなんか最近クラスで流行ってるんだよな。
「いいぜ。やろうよ!サッカーなんてまたいつでもでんじゃん!」
照は元気な声で稲日達がいるところへ走っていった。それにつられて俺も稲日の所へといった。別に、、人狼ゲームもいつでもできんじゃん、、。
「お!増えた。」
「夏空と照じゃん。やほー!」
「二人も人狼ゲームやってくれんの?」
「俺絶対に、、霊媒師がいい!!」
「いや俺が霊媒師だっ!」
「えー私は市民が一番安心じゃん」
「いやー人狼にはなりたくないね」
そんなこんなで人狼ゲームに参加することになった。机をくっつけ合わせたところにいるのが、、五十嵐奏と今西奈々未と影山亜美と飯塚稲日と月島愛華。女子はこんな感じ。男子は、日下部洸稀と安藤修成と伊井田翔と南城照、、それと俺の合わせて10人だ。人数多くね?この人たちはみんな同じ中学だった人たちで結構仲が良い。それにしても、、、10人は多くないか?普通人狼って6人くらいのものなんじゃないか、、?
「おい!10人って人数多くないか、、?」
思っていたことをそのまんま照が聞いてくれた。
「ああ。それね言っとくけどこれ普通の人狼ゲームとは違うんだー。実はね役職が全部で100個あるの!だから何人でやってもいい奴!その100このうちからゲームマスターが人数分決めるんだけどね。まぁそんなとこでやってくよー!!」
「「「「「「「「おぉー!!!!」」」」」」」」
100個とか、、もう人狼ゲームじゃないじゃん笑そんなことを思っていたら早速人狼ゲームが始まった。ゲームマスターは稲日らしい。渡されたカードを見ると『暇人』、、、なんじゃそりゃ笑。効果は、、、毎回夜が来るたびにご飯が食べれて占いができる、、?結構いいやつだけど『暇人』の要素どこにあんの?
「じゃあまず最初に会議からだね。制限時間は3分。よーいスタート!」
会議とは、、自分の白を自白するところや人狼を見つけるための会議だ。
「はいはい。!俺!市民!!!がちで」
最初に声を上げたのは照だ。そりゃ誰でも白出しはするだろう。
「えっと私は、騎士!」
次に奈々未が声を上げた。
「次私ー私はー!ヤンデレ!ってやつなんかオモロ笑笑」
や、ヤンデレ?そのまんま亜美じゃないか。
「俺は、_______
ピピピッピピピッ
タイマーがなった。もう終わりか、、。意外と早い。
「じゃあ。今から追放する人を決めてね。一斉のーで、で行くよ!一斉のーで!」
結果を見ると、、愛に1票。修成に3票。洸稀に1票。俺に2票。翔に1票。という結果になり、修成が追放になった。
「おい!みんなひどいなぁ。俺白だぞ!!!」
「今言っても遅いぞ!笑笑」
「しゅうちゃんばいばーい笑」
修成か、、なんで逆に修成なんだろ?と俺は思った。
「じゃあね。この中に霊媒師はいないからもう白か黒かは言うねーしゅうちゃんは、、、、、白でーす!!!」
それにみんなは、、、
「ほらなー俺は白だっ!」
「死人は口出しできませーん笑笑」
「ひでぇな笑笑」
そんなこんなで人狼ゲームは無事終わり、なんと人狼の勝利だった。そして人狼はまさかの奈々未だった。最後はみんなで照を罵しあった。これはこれで結構楽しかった。その後みんなで解散し、家に帰った。家に帰るととっくに、7時を過ぎていて、ご飯を食べて風呂に入りすぐに布団にダイブした。
「ふぅー楽しかったな」
最初はなんかつまんなかったけど最後らへんは結構楽しかった。特に照を罵るところが、特に。明日も学校かぁー。楽しみだなぁー。またみんなと人狼ゲームやりたいな!そう思い、いつの間にか眠りに落ちていた。
「ん、、、?、、朝、、?」
今日はなぜか早くに目が覚めた。いや、、違う朝じゃない。どこだここは、、?あたりを見渡すと真っ白な部屋、、、あちらこちらえをみると10個の部屋があって、中央にはでっかい椅子と机があった。
「あっ!夏空っ!!!夏空もここに呼ばれたんだね、、!」
声が下方を振り返るとそこには稲日の姿があった。なんで、、?ここは夢なのか、、?いやおかしいリアルすぎる!
「お!夏空と稲日じゃん。やほー」
また振り返ると照が手を振って立っていた。するとぞろぞろと人が来た。その数は見る限りおよそ10人。そしてその人たちはすごく見覚えがあった。
「あれ?なんでみんな今日人狼ゲームをやったメンバーだ、、、、」
それに気づき、奏でが声を張り上げる。確かにそうだ、、。
「えーなんでだろー」
「ほんとそれ」
「なんか怖いよな笑」
洸稀に賛同する。流石にこれは怖い。
「みなさん。こんにちは。今回の『人狼ゲーム』のゲームマスターです。」
聞き覚えのない声がした。みんながその声が聞こえたところへと振り向く。するとそこには、、、黒い窒素の仮面を被った女性か、男性かわからない人物がいた、、。誰だ、、?
「お前誰だ?」
、と翔言った。それはそうだよ。急に現れて、、ゲームマスターって、、、『人狼ゲーム』、、、?は、、?
「人狼ゲームって言ったよな、、、?」
俺は思ったことを抑えきれず、声に出してしまった。
「は、、?人狼ゲーム?なんでよ、、!」
「人狼ゲームって私達学校のときにやったよね、、?」
「また、、人狼ゲームやんのか?」
俺の言葉を聞き、みんな口々にそういった。
「私は、『人狼ゲーム』のゲームマスターです。今日から始まる『人狼ゲーム』のルールをご説明いたします。」
意味がわからない。人狼ゲーム?やっぱこれは夢ではないことは確かだ。頭がおかしくなりそうだ。
「どういうこと!?」
「早く!ここからだして!!!??」
女子たちの一部が慌てた声で叫んだ。それは慌てる。俺も慌てている。だがゲームマスターはそんなことも気にもしないで説明を始めた。
「貴方がたは選ばれた人たちです。今から始まる『人狼ゲーム』で生き残った人たち、勝利した人たちには賞金があります。そして死んだ人、敗北した人たちには死んでもらいます。ルール①このルールを破った者は即失格で死亡です。②すべてはゲームマスターに従うこと。③自分の役職を交換することは違反。④自分の役職の効果を無視するようなことをしたら即失格で死亡です。_____以上『人狼ゲーム』の以下の約束です。今から始まる『人狼ゲーム』で殺し合い、生き残り、見事賞金を獲得しましょう。以上です。これから5時間後にゲームを開始しますので、それまでにルールの確認、部屋の確認をして開始まで待っていてください。部屋の番号はあなたがたの手首に刻まれている番号です。ではご武運を____」
は、、、、?そういってゲームマスターはどこかへ消えていった。
「いやいやいやいや。どうゆうこと。何?負けたら死ぬの?え?そんな?」
「あいつ。意味わかんねぇ。殺し合い?なんでこんなこと、、っ!」
「嫌だ嫌だイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤだ死にたくない」
「賞金って、、!どういうことだよっっ!!!!!!」
みんなそれぞれに同じ考えだった。
「つまり、、今から始まる『人狼ゲーム』は俺達の殺し合いのゲームなんだ。市民側が勝てば市民の勝ち、そして人狼側はもれなく死ぬって言うところだろ、、なんのためにこんなことっ!」
照が簡潔にまとめてくれたおかげで、理解することができた。なるほどっ、、。いやなるほどでもないんだがな!どういう理由で?そしてなんで俺達!?いろんな疑問が頭にたくさん浮かんだ。
「とりあえず、、。5時間後にまたここに来ればいいってことだよね、、みんなっ!大丈夫だよっ!絶対にみんなで生き残る方法を探そう!」
絶望しているみんなを少し元気づけてくれたのが、稲日だった。流石だな、、と俺は感心した。そうだな、、その死ぬのが本当なのかもわからないし、、とりあえず部屋に戻って休もう。
「そうだねっ!それぞれの部屋に入ろう!」
「さすが稲日!じゃあまた五時間後な!!」
「またあとで!」
とみんな自分の手首を見て、番号の書かれた部屋に入っていった。
「俺の番号は、、、、、007か、、あった!」
少し歩いていくと右側に『007』の番号の部屋があった。
「おっ!夏空!お前『007』番なのかっ?俺は『002』だったよ」
すると突然、すぐ目の前の部屋から照の声がした。
「おう!そうか。またお前の部屋にも行くなぁー」
「オッケー』
そう言って部屋に入った。意外と綺麗で広かった。それにめっちゃおしゃれ。その部屋には、大きいフカフカのベットが一つ、大きい机が一つ、冷蔵庫もあった。俺は自分の部屋を少し堪能したあと、照の部屋にも行った。
「照!やほー。」
挨拶すると
「おお。夏空やほー」
元気よく返してくれた。
「やっぱ死ぬとか嘘だよな。そんなんありえないもん笑笑」
「そうだよねっ!じゃあなんかお互い頑張ろーな!(笑)」
「了解。了解。じゃあちょっと俺寝るわーおやすみー」
ちっ!自分から呼んだくせに来て5分でもう別れを告げやがった。そうして最後に照に嫌味を吐いて自分の部屋に戻った。




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作者コメント

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死にたくないなぁ

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