「つなぐ子の砂はらひけり春の海」の批評
回答者 腹井壮
百合子姐さん、おはようございます。いつもコメントありがとうございます。ハオニーさんの仰る通り上五の省略の仕方には随分進歩の跡が見られます。でも、砂をはらうと書いてあれば読み手は公園や保育園の砂場や海で遊んだと想像します。したくてするわけではなくて人間の脳が勝手にする事なのです。そしてわざわざ中七に「けり」をつけてまで下五に「春の海」を斡旋する必要があったのでしょうか。もし「服の砂を払う」「手を繋ぐ」「春の海」の三つの情報を盛り込もうとしたのなら情報過多だと思います。
大丈夫です。百合子姐さんはあーでもないこーでもないと言いながら詠めば詠むほど自分でも知らないうちに自然と上達する人なのです。だから落ち込む暇があったら詠めばいいのです。
点数: 2
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もう一度変えてみました。