「はたとせや風光る回転木馬」の批評
回答者 イサク
こんにちは。はじめまして。よろしくお願いします。
御句拝読しました。
「はたとせや/風光る/回転木馬」の三段切れに見えますが、意図的でしょうか?
季語「風光る」を現代仮名遣いの連体形として仮定しても、「回転木馬」にはつなげにくいのではないかと思います。「風光る」は「風が光って(明るく)見える」という、主語をすでに内包し、目的語不要な動詞を含む季語です。そういう意味で「不真実な感じ」という感覚は正しいのではないかと思います。
「成人・20歳」と「回転木馬」を組み合わせる意図は、この句からもコメントからもまだわかりません。なので「成人や」「成年や」でこの句が変化するかどうかもわかりません(正直なところ「はたとせや」の方がマシかと・・・)。
説明は不要ですが、受け手目線では、納得させてほしいと思います。
点数: 0
添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>
557の破調句です。疑問点が主に二つあります。一つ、上五は「成人や」「成年や」等に迷っています。二つは、中の「風光る」はやはり描写が足りないせいか、なんか不真実な感じがします。また、年齢と新しい季語「成人式」を組み合わせて、他の角度から回転木馬を描くのも考えています。以上で、特にご遠慮なくしてください。