「君とみた桜の花はただ舞い落ちる過ぎ去る時の流れのごとく」の批評
回答者 秋沙美 洋
顧博文さん、こんにちは。
御歌読ませて頂きました。
俳句は17音で詠む事を基本とした有季定型詩です。短歌は57577の三十一文字です。博文さんのこれは短歌ですね。字余りの。
短歌も俳句も字数に違いはあれど「限られた文字数の中で表現をする文学」ですので、冗長な表現や意味が重複している表現は極力避けるのが無難です。
例えば「桜の花」という語句ですが、「の花」と書かずとも単に「桜」と書くだけで読み手は桜の花の事を思い浮かべます。
「過ぎ去る時の流れのごとく」という七七もかなりダボついていますね。「(時が)過ぎ去る」「(時が)流れる」このように分解してみると、同じ事を述べているだけというのが分かるかと。
総じて、卒業の感慨を何となくオシャレな措辞で書いてみただけ、という印象が強いです。
自分の言葉で紡ぐ事ももちろん大事なのですが、まずは有名な歌人の歌をたくさん読んで、最初の内は真似をしていく事から始めていくのをオススメします。
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学校の卒業が近くなり、友達や大切な人と別れなくてはいけなくなり、入学式から毎年見ていた同じ木の桜がもう見れなくなると思うと、胸が痛むと同時に悲しみを感じたことを句に読みました。添削をお願いします!
また、添削後の俳句も教えていただけると助かります。よろしくお願いします。