「木の芽雨君との距離の遠きこと」の批評
回答者 ハオニー
恋句の本質をつかめているようですね
少し前の恋句とは違って、納得し共感できるだけのものが詰められています
君の遠きこと、とすれば十分なのになぜ「君との距離の遠きこと」とわざわざ書く必要があったのか
ここを考えないことには始まりませんね
私は遠距離恋愛の辛さを出すために、わざわざ「距離」を用いたのかと予想しました
そこに実感を乗せようとしたのではないかと、工夫したことはよく分かります
しかしその分だけ季語に迷いが出ていて、「春の雨」でもさほど変わらないような気もするのです
私なら、距離とは言わずに実感を出すほうに力を入れます
木の芽雨この日の君の遠きこと
君への想いはこの雨の中で芽吹きつつあるのに、実際の君は僕の近くにはいてくれないんだなあ…
と、雨へのもどかしさがきちんと活きるのです
韻を踏むことばかり考えていたわけではないのです
点数: 1
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今晩は✨ちょつと恋句💓❤