俳句添削道場(投句と批評)

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特急や南殿の丘に軋む音

作者 ワイス  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

新幹線と桜のお題です。
便利さの弊害を詠いました。

最新の添削

「特急や南殿の丘に軋む音」の批評

回答者 ハオニー

季語の選択と映像の切り取り方はきちんとしています
それゆえに悔しくなる着地です
「音」は想像の範囲にありますし、「軋む」が活きないと「南殿の丘」の美しさが行きません
ダメ押しをするより、作者自身が列車に乗っているのか、列車を遠くで眺めているのか…
そのあたりを書き分けられないか挑戦してはいかがでしょう?

たとえば、何かに乗っているのならば
特急や南殿の丘の軋む窓
という書き方があります

点数: 1

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

特急や南殿の丘に軋む音の批評

回答者 三日酔いの防人

ワイス様、おはようございます。腹胃壮様同様、南殿という季語のチョイスは素晴らしいと感じました。また特急の軋む音、聴覚を刺激している点も評価できます。
良い句ですが非常に惜しい点があります。まず、下五の『軋む音』です。特急、軋むとくれば、その音は読み手の想像に任せるべきかと思いました。
この句は個人的に『軋む』という所がトロであると感じましたので、上五の切れ字はもったいなく感じました。『けり』で軋みを言い切るか、『かな』で軋みの音の余韻を耳に残すか、いずれにせよ『特急や』は安易すぎると思いました。
南殿の丘に特急軋みけり
南殿の丘に特急軋むかな
と提案致します。ご参考になれば幸いです。

点数: 2

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「特急や南殿の丘に軋む音」の批評

回答者 腹井壮

ワイスさん、おはようございます。

桜の品種という固有名詞を用いたのは正解と思います。おそらく「に軋む音」を下五に持ってきたのは線路遠く離れた丘にまで特急電車の嫌なブレーキ音が聞こえてくる事を伝えたのかったのでしょう。これは詩的表現としてうまいと思います。
多少句意は変わりますが

特急過ぐ南殿の丘の軋む音

軋むは大袈裟なら

特急過ぐ南殿の丘の揺るる音

線路のそばにある丘の様子を表現できると思います。

点数: 1

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添削対象の句『特急や南殿の丘に軋む音』 作者: ワイス
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