バス揺れる時雨しとしと傘ころぶ
作者 イサク 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
最新の添削
添削一覧 点数の高い順に並んでいます。
「バス揺れる時雨しとしと傘ころぶ」の批評
回答者 秋沙美 洋
イサクさん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。
光景は浮かびやすいのですが、語句がぶつ切りになっている感じを受けました。バスが揺れる光景、時雨が降っている光景、傘が転ぶ光景と、三つが完全に独立したシーンになってしまっているので、詩情をあまり感じませんでした。
また、語順もすごく気になります。傘が転んだ直接的な原因は「バスが揺れ」たからではないでしょうか。現状の語順だと、時雨が傘を転ばせているような感じになりませんか(もちろん、雨で床が濡れている事も理由としてあるかもしれませんが)
後は「しとしと」という擬音ですが、時雨に対してこの擬音はそもそも安直ではないかなと。擬音を使って強調する意図も伝わりません。
語順等を少しいじって
「時雨るや停止のバスを転ぶ傘」
としてみました。
点数: 2
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「バス揺れる時雨しとしと傘ころぶ」の批評
回答者 根津C太
添削ありがとうございました。
あの句は、花を持っているキリスト教っぽい女性を想像させたかっただけなので、
あの解釈もよかったとおもいます。
目に入った実際の映像はあくまでも句を作るきっかけにすぎません、
場合によっては全く違う話を作る時もあります。
点数: 1
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「バス揺れる時雨しとしと傘ころぶ」の批評
回答者 晴峯旬草
イサク様
よろしくお願いいたします
「朝寒し」へのコメントありがとうございます。あるある句ですね。(ですよね?)くすりとして頂いて嬉しいです。私の狙いとしては、残った切れ端にスポットを当てたいと思い、このように書いたのですが、それこそ蛇足かもしれませんね。おっしゃる通り素直に読んだ方が映像がスッキリする気がします。
貴句ですが、音が気持ち良いですね。しとしとというリズムところぶという言葉が不思議と同調しているように感じました。
点数: 0
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俳句は詠むものだと思います。音調についてご教授いただけると幸いです。