春風や庭の豆狸もぶらぶらと
作者 森 教安 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
最新の添削
添削一覧 点数の高い順に並んでいます。
「春風や庭の豆狸もぶらぶらと」の批評
回答者 ハオニー
音数を合わせる読み方を探したのですが、豆狸(まめだ)は妖怪の類いだった気がします
確かに揺れないものを揺れると表現しているとは思いますが、作者と読み手で違うものを想像するでしょう
「も」を選択したことで、焦点がぶれています
私のような考えすぎる人だと、本物の狸もぶらぶらと現れたのかもしれないと深読みしてしまいました
狸の置物がぶらぶらと揺れた、と書かないと誤読されます
春風や狸の置物の揺れて
原句と少し違う感じがしますが、誤読はなくなったと思います
点数: 2
添削のお礼として、ハオニーさんの俳句の感想を書いてください >>
春風や庭の豆狸もぶらぶらとの批評
回答者 三日酔いの防人
森 教安様、今晩は。やはり気になるのは豆狸ですね。狸の置物といえば信楽焼きですので、信楽の狸とすれば意味が通じるかもしれません。
信楽の狸も戯れし春の風
と提案させて頂きます。
点数: 1
添削のお礼として、三日酔いの防人さんの俳句の感想を書いてください >>
「春風や庭の豆狸もぶらぶらと」の批評
回答者 腹井壮
森 教安さん、こんばんわ。
私が何故安易かと考えたかというと「ぶらぶらと」の表現と「たんたん狸の」の歌から春風で置物の狸の睾丸が揺れていると読んだからです。また、読み方に関してはネットで調べたところ会社名として「まめだ」がありました。また、地方によっては「まめだ」と呼ぶ地方があるのかもしれません。
春嵐の千切る子狸のふぐりかな
馬鹿馬鹿しい事をはっきり言い切るのも俳句の手法だと思います。ちなみに狸は秋の季語ですが季重なりはあまり気にならないと思います。
因みに
翻るスカートの裾春一番(推敲前)
拐われるカツラの行方春一番(推敲後)
点数: 1
添削のお礼として、腹井壮さんの俳句の感想を書いてください >>
「春風や庭の豆狸もぶらぶらと」の批評
回答者 腹井壮
森 教安さん、こんばんわ。
今回は発想が安易でしたね。それと字余りが効果を発揮していない気がします。揺れるはずのない物を揺らすなら「も」という自信無さげな助詞は使わずに又「春一番」「春嵐」の季語を使って堂々と詠んだほうが好感が持てます。
点数: 0
添削のお礼として、腹井壮さんの俳句の感想を書いてください >>
その他の添削依頼
優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
春風に誘われて庭の子狸の置物も・・・。今日の快晴についこんな句を詠んでしまいました。