山笑う光踊れり里の道
作者 西戸 操子 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
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「山笑う光踊れり里の道」の批評
回答者 なお
西戸操子さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。
明るい感じの、きれいな句ですね。
季語として「山笑う」を置いていらっしゃいますが、これが、「光が踊る里の道」とかなり重複する、というか、もう山笑うという季語の中にこの情景が含まれているのです。
バターロールにバターを塗るというか、チーズサンドにチーズをはさむというか、確かに美味しくなると思うのですが、俳句の場合は音数(字数)が限られているので、それは季語に任せて、その他の要素を入れた方が句としての完成度が高くなると言われています。
例えて言えば、バターやチーズは最初に入っているのだから、それに任せて、ハムとか野菜をはさもうということです。
「光が踊る里の道」というのは景色が見えそうで見えないところがあります。西戸さんが、どうして美しい散歩道と思ったかを添えると、より読み手の心に届く句になると思います。
・山笑うベンチに憩う老夫婦
これは一例なのですが、散歩道の途中にあるベンチの光景を詠んだものです。
参考になりましたでしょうか。
これからもう一つの句にもコメントをさせていただきます。
点数: 1
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春の柔らかい日差しに溢れた美しい散歩道を表現しました。