「街道は老松多し秋の雲」の批評
回答者 三男
久田しげき様 こんにちは
老松が残されている街道はいつまでも保存して欲しいものです。私も旧東海道、大磯の老松を見ようと足を運びましたが、五十三次の面影を推し量れるような歴史街道は、後世に伝えたい日本の文化遺産かと思っています。
記憶より記録が大切なのはどこでも同じようで、最近あった出来事を紹介することにいたしました。
1980年代初期、写真家の秋山亮二さんは小西六写真工業の依頼を受け、桜カラーフィルムの中国市場を開拓しようとした会社の企画で中国の子供たちを撮影し、写真集【你好小朋友】に収め中日両国で出版しました。八月末のテレビニュースで、その写真集やパネル展示をした書店が紹介されましたが、貴重な八十年初頭の写真記録に見入る人がたくさんいました。1983年に出版され既に絶品となっていますが、印刷量が限られていたため、一部は出版市場に一部は作品として国内の児童機関や撮影組織に贈られました。現在の中古書店価格は六千元/冊になっているとか。
過ぎ行く時間を回顧すると、思わぬ発見があったりするのかも知れません。
失礼いたします。
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東海道の松並木も枯れ木が多く。