俳句添削道場(投句と批評)

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通学路別れの匂う梅開く

作者 金目鯛の煮付け  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

通学路を歩いていると、ふと目に入る梅の花。毎年目にしてきたけど、今年の梅からは別れの匂いがするな(卒業を控え)、という気持ちを句にしてみました。

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「通学路別れの匂う梅開く」の批評

回答者 ハオニー

今年卒業なのですね
その頃に俳句をやっていたらな、と私は後悔しています
若さっていいなー

この一句は、必要な言葉はほとんど入っています
そして、何を言いたいのかがきちんと想像できる範囲にあります

これが添削に欠かせないものです
卒業を控え、梅から別れの匂いがする
という生の意見が聞けました

これがあって、添削は出来るようになるのです

梅でもいいですが...白梅、紅梅の方が具体的な画になります

色々試してみましたが、最後に「通学路」と決めた方がよさそうです
通学路、別れ、とくると季語「卒業」「桜」「梅」などは察しのいい方が先に予想してしまいます

白梅に別れの匂う通学路

作者様の言葉をできる限り残し、誤解しそうな表現を改めることを添削というのです

点数: 3

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「通学路別れの匂う梅開く」の批評

回答者 腹井壮

金目鯛の煮付けさん、こんばんわ。

コメントを見る限り金目鯛の煮付けさんは、俳句のセンスもあるし勉強をされている方と思います。今まで感じなかったり見えなかった事に季節を感じた時に詠むのは俳句の醍醐味です。残念ながら季節の移ろいに鈍感な自分にはなかなか出来ません(笑)

今回の句は梅と別れと匂いと再出発がテーマなのですが一番伝えたい事が何かわからなくなっています。理由は一度に色んな事をしようとしている事と「切れ」がはっきりしていない事です。かぬまっこさんはさすがです。ちゃんとそれを見抜いて添削しています。もう一度原句とかぬまっこさんの添削を見比べる事をお勧めします。金目鯛の煮付けさんなら色々と感じる事があるはずです。

点数: 2

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添削対象の句『通学路別れの匂う梅開く』 作者: 金目鯛の煮付け
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