「涙顔潮干の山に兄はゆく」の批評
回答者 腹井壮
白井百合子さん、御待たせしました。風邪はほぼ完治しているはずの腹井壮です。
今の自分で出来る最善の方法を申し上げます。
潮干の山に兄はゆく
を中七下五として残して季語の入った上五を御自分で考えて下さい。
あるいは
兄のゆく潮干の山や
を上五中七として下五に季語を当てはめるようにして下さい。
つまり
○○○○○潮干の山に兄はゆく
兄のゆく潮干の山や○○○○○
になります。
「潮干の山をゆく」は季語が入っていませんがとてもいいフレーズなので上五や下五に作者のイメージに近い季語を置きやすい筈です。最後のアドバイスとしては「潮潮干の海をゆく」が死をイメージさせるので季語は春の季語や生命を感じさせる季語を使うと残された人の気持ちが伝わる句になると思います。
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寂しくなりました。