俳句添削道場(投句と批評)

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野将棋やほころんでいる桃の花

作者 かこ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

近くの公園で野将棋が盛んです。桃が咲き始めました。桃は長年将棋を観てきて「下手くそだなあ」と思って観ているのかなというイメージで作りました。

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「野将棋やほころんでいる桃の花」の批評

回答者 南風の記憶

かこ。様、こんばんは。御句の桃の花が「ほころぶ」という擬人化。こういうチャレンジ的な表現の仕方、私は好きです。

なので添削というわけではないのですが、私ならどう書くかなと考えてみました。と言いますのも、句意コメントにある「(将棋が)下手くそだなぁ」との部分をもっとハッキリさせると、より「ほころぶ」の擬人化が生きてくるように思います。

古い言い方ですが「タンマ(待って)」という言葉があります。将棋の下手な人は、しょっちゅう「タンマ」と互いに言い合って、ムダに頭を悩ませているイメージありませんか?(笑)

(例)桃の花ほころぶ野将棋またタンマ

なるべく、かこ。様の表現したいことに添うように、提案を考えてみました。いかがでしょうか。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「野将棋やほころんでいる桃の花」の批評

回答者 まーやん

句の評価:
★★★★★

かこ。 様
こんにちは。
まずお句ですが、野将棋?外で将棋?と思ったら公園で指しておられるのですね😃
見てほころんでいるのが春の風で揺れる印象と重なって絵が浮かびます。将棋を指している景色が横からじゃなくて上からの景色で盤上が見えてきました。
たくさんの戦いを見てきたんでしょうね。
角度がたのしい句だと思いました。

また、私のもずくの句に添削ありがとうございました。
お茶を摘むように根を残して先を摘み採る動作を摘むという表現に託しました。腕まくりについては長袖を着るくらいにはまだ肌寒い気温の感じと姉のやる気が伝わればと思い選びました。工夫したところに気付いて下さってとても嬉しいです。

点数: 3

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野将棋やほころび見ゆる桃の花

回答者 はちゃ

句の評価:
★★★★★

かこ。様
初めまして。
桃の木の下、ああでもないこうでもないと考えながら将棋を指す様子が目に浮かぶ素敵な句だと思います。
中七にまだ余裕がありそうなので「ほころび見ゆる」のようにすれば、将棋を見て笑っている感じがより出るような気もしますが、好みの問題かもしれません。

点数: 1

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添削対象の句『野将棋やほころんでいる桃の花』 作者: かこ
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