蛍来ず畦の真闇を流れ星 回答者 一本勝負の悠 2019年11月08日 添削案の記入ミスでしたm(._.)m 句の評価: ★★★★★ ★ 点数: 1 いいね!(+1点) 添削のお礼として、一本勝負の悠さんの俳句の感想を書いてください >> この批評を非表示にする この人をブロック
蛍来ず畦の暗闇を流れ星 回答者 一本勝負の悠 2019年11月08日 句の評価: ★★★★★ ★ 蛍と星は相殺になりますね。 点数: 1 いいね!(+1点) 添削のお礼として、一本勝負の悠さんの俳句の感想を書いてください >> この批評を非表示にする この人をブロック
おはようございます!
田舎大好き、おくらです。
出オチ駄句「障子貼る」から、こうもぽんぽん記憶が掘り起こされるとは、思ってもみませんでした。大事な記憶って、さつまいものように、ツルでつながって埋まっているものなのですね💦
曾祖母と花札に興じていた頃、新潟の畦道には、蛍がうぁんうぁん沸いていました。表現の仕方が蝿みたいで申し訳ないのですが、野坂昭如の『火垂るの墓』のように、本当に沢山舞っていて、虫取網を差し出すだけで、何匹か入ってくるのです。
中学二年生まで、毎年の夏休みには、必ず新潟の田舎家を訪れていたのですが、年を重ねるごとに数が減っていき、祖母の墓参りに出掛ける今となっては、ほとんど見かけることもなくなってしまいました。
実は、私が大分前に揚げた「花火尽き」の句も、舞台背景はこの新潟の田舎家です。喪われゆくもの、失われたものに対する慕情に、愛惜を感じるようになったのは、私が大人になった証拠なのでしょうか?
◆蛍来ず畦に居るのは只の闇
最初はこう詠んだのですが、あまりにも悲観的で、蛍にとっても私にとっても辛すぎたので、昔ほど、綺麗に見えなくなってしまいましたが「空に星」と座五を結びました。
居なくなってしまった「蛍」はきっと、広い夜「空」で元気に飛び回っていること、そして、流れ「星」のように、いつかまた帰ってきてほしいと、切に願っています。