二歩指して暫し息止め山笑ふ
作者 丼上秋葵 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
最新の添削
添削一覧 点数の高い順に並んでいます。
「二歩指して暫し息止め山笑ふ」の批評
回答者 菊花
「小豆」の句に添削いただいてありがとうございました。
山笑う→山装うでしょうか。
紅葉が見事で思わず二歩を指してしまった、か。まるで二歩を指してしまった時のように、はっとしてしまった紅葉の見事さ、か。
◆山装い二歩指すごとく息を止め
点数: 1
添削のお礼として、菊花さんの俳句の感想を書いてください >>
その他の添削依頼
優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
こんにちは!
得意戦型は「メリケン向飛車」。
将棋大好き、おくらです!
私には、久田様にとっての「碁の敵」のような、愛すべき宿敵の将棋友達がいます。
二ヶ月に一度か二度、近所のファミレスや喫茶店で、くだらない話に、草を生やし、花を咲かせながら、ポータブル将棋の盤を挟んで、熱戦を繰り広げております。お店にとっては、嫌な客かもしれませんね。ごめんなさい💦
二歩は【同じ筋に二枚、歩を指してはいけない】という将棋の中でも、最も基本的な【禁じ手】の一つです。
私はネットやゲーム機でも将棋を嗜みますが、コンピューターを介すと、そもそも禁じ手は指せない仕様になっているので、現実に盤を挟んで指さない限り、滅多に見られない反則とも言えましょう。
私と宿敵の棋力はかなり拮抗しており、大体長期戦になります。一進一退の攻防の末、煮詰まりに煮詰まった時、その禁じ手は現れます。
将棋を実際に指される方はあるあるだと思うのですが、「二歩」って、指した瞬間は、自分も相手も意外と気づけないんですよね💦
四手、五手と大分手が進んでから、(あれ…? この筋、歩が二枚並んでね…??)と、どちらかが気づき、一拍間を置いてから、「おい、お前。すごいことに気づいちまった。教えてやろうか?」となります。
そして「…二歩だよ!!」からの大爆笑。お互い盤面に囓りついて、緊迫していた空気も一気に吹き飛び、窓の遠景に目を休めながら、お互いの健闘を讃えます。
「山笑ふ」は三春の季語ですが、拙句の句意に合う選語は、これが最良でした💦
季節感がなくなってしまったこと、やや散文的になってしまったことと合わせて、お詫び申し上げます。
管理人のかぎろい様も将棋をお指しになるとのことで、歳も近いし、いつか一局指せたらな! と淡い希望を抱いております。(* ´ ▽ ` *)
ご意見・ご感想、お待ちしております!