朝霧に沈む盆地や湖の底
回答者 丼上秋葵
改めまして、おくらです。
喉がいがいが、いらいらします…orz
幸い今日から二連休。仕事が再開する前に、完治させなければ💦
恐縮ながら、御句「朝霧」の句に、感想を述べさせていただきます。
御句と同じような情景を、河口湖の近くに宿を取った際、見たことがあります。早朝、まだそこに住む人達がほとんど動き出しておらず、「朝霧」が町全体を「包」み込むようにして、〈静か〉に〈冷ややか〉に立ち込めている様は、まるで、凪いでいる「湖」のような幻想的な光景でした。
人間たちが本格的な活動を始める前の、早朝の限られた時間にのみ発生する「朝霧」に「包」まれた「盆地」の町は、まるで、ダムの「底」に「沈」む廃村のような〈静寂さ〉を湛えています。
原句からもその〈静寂さ〉がきっちりと伝わってくるのですが、私の提案句は「朝霧」そのものよりも、千日草様が切れ字で強調した「盆地」に寄せて、動詞を入れ換えてみました。座五の「湖の底」との親和性も高い選後かと思います。
少しでもご参考になれば、幸いです。
点数: 1
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これからの季節旅人は喜びますが、朝八時過ぎまでヘッドライトが必要です。洗濯物も早くは干せません。