俳句添削道場(投句と批評)

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初霜や積み上げし草化粧して

作者 04422  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

恥ずかしいですが恥を忍んでの句です(〃ノωノ)。今朝の外気温2℃。霜月らしく冬の始まりです。三段切れになってはいません。

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初霜や積まれし草の薄化粧

回答者 平果

清々しい景の立つ句ですね!

草を積むという行為は、日常の一環なのでしょうね。
日々積んでいる草に、今日は霜が降りた。その変化に季節の移ろいを感じ取られたのですね。
うっすらと降りた霜は、まるで草に施された化粧のようだという捉え方も素敵です。

提案した句は、「初霜」が行為の主体であることを言わないようにしたものです。
「し」という動詞を省くことで、「初霜」が「化粧」という行為を「し」たという動作ではなく、「草」が「化粧」を施されている景を描けるかなと思いました。
「化粧」も、初霜のささやかさを考えて、「薄化粧」にしてみました。

僅かでも御参考になれば幸甚です。

句の評価:
★★★★★

点数: 2

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初霜や積まれし草に化粧して

回答者 丼上秋葵

句の評価:
★★★★★

おはようございます!
寒い日がつづいていますね💦
昨日はうちの店のスタッフが風邪で体調を崩して欠員が出たために、木枯らしに舞う落葉のように、きりきり舞い疲れて布団に散った、おくらです…。

恐縮ながら、御句「初霜」の句に感想を述べさせていただきますね!

【「積み上げし草」の上に降りた「初霜」が、まるで〈白粉で「化粧して」あげたかのように美しい〉】といった句意を読み取りましたが、いかがでしょうか?

もし、私の読みの解釈が間違っていないとするならば、この句で問題となるのは、中七「積み上げし草」の是非です。

「草」を「化粧して」あげたのは「初霜」で間違いないと思うのですが、「草」を「積み上げ」たのは誰なのでしょうか? 上五「初霜や」から始まるので、私は最初「初霜」が「積み上げし」と読み、【〈霜柱〉のことを詠んでいるのかな?】と首をかしげました。ですが、座五で「化粧して」とあるので、やはり【「初霜」は「草」の葉の表面にうっすらと白く降りている】のだろうと判断しました。と、すると、「草」を「積み上げ」た人物は詠み手なのかな? と私は解釈したのですが、合っているでしょうか💦

「積み上げし」と「化粧して」のそれぞれの主格がわかりづらい上、一見すると、三段切れのように見えてしまうのが、御句の難点だと思います💦

私の提案句は、主格を整理して、助詞を補いました。千日草様の句意をちゃんと汲み取れておりますでしょうか? 不安です💦

少しでもご参考になれば、幸いです。

点数: 1

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添削対象の句『初霜や積み上げし草化粧して』 作者: 04422
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