初霜や積まれし草の薄化粧
回答者 平果
清々しい景の立つ句ですね!
草を積むという行為は、日常の一環なのでしょうね。
日々積んでいる草に、今日は霜が降りた。その変化に季節の移ろいを感じ取られたのですね。
うっすらと降りた霜は、まるで草に施された化粧のようだという捉え方も素敵です。
提案した句は、「初霜」が行為の主体であることを言わないようにしたものです。
「し」という動詞を省くことで、「初霜」が「化粧」という行為を「し」たという動作ではなく、「草」が「化粧」を施されている景を描けるかなと思いました。
「化粧」も、初霜のささやかさを考えて、「薄化粧」にしてみました。
僅かでも御参考になれば幸甚です。
点数: 2
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恥ずかしいですが恥を忍んでの句です(〃ノωノ)。今朝の外気温2℃。霜月らしく冬の始まりです。三段切れになってはいません。