「梨剥くも食ふもひとりやワンルーム」の批評
回答者 丼上秋葵
おはようございます!
森見登美彦大好きな、おくらです。
代表作「四畳半神話大系」はオススメです。
拙句「四畳半」の句に、よくぞ、御句を投句して下さいました! むしろ、比較対照の対象として、お礼を申し上げたい所存です。
御句は「梨」を一緒に食べる相手が〈無し〉の〈孤独感〉を強調されて、詠まれたのですね。あくまでも私の読みの解釈かも知れませんが、【「ワンルーム」がどれ位の広さの部屋かは判りませんが、「ひとり」「梨」を食べる詠み手から見た部屋は、どこか空虚でいつもより広く感じられる】気がします。御句は御句で、しっかりと完成されていると思います。
ですが、【「ワンルーム」だと部屋の広さがわからない】。ここがポイントです! 拙句は、一人暮らしをして経済的に〈貧窮〉していた学生時代を思い出して詠んだ句です。さすがに「四畳半」程、狭い家には住んでおりませんでしたが、少ない生活費の中で、ケーキや果物といった嗜好品を買うのは、躊躇われていました💦その金〈無し〉の詠み手の〈切迫〉した気持ちを、少しでも描ききれたら、と思っての拙句だったのですが、上手く表現できていなかったでしょうか?
少しでもご参考になれば、幸いです。
点数: 1
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四畳半、さすがに古すぎて使えません。。。