俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

門出づる父の柩や酔芙蓉

作者 一本勝負の悠  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

(父は酒好き女好きの破落戸でした。その父の年まで残り二年……。)

芙蓉/ふよう
初秋
 
 
木芙蓉/白芙蓉/紅芙蓉/花芙蓉/酔芙蓉
 
 

例句
枝ぶりの日ごとにかはる芙蓉かな
芭蕉 
日を帯びて芙蓉かたぶく恨みかな
蕪村 
ほしのかげいだきてふけぬ白芙蓉
青蘿 
芙蓉さく今朝一天に雲もなし 
紫暁
松が根になまめきたてる芙蓉かな
正岡子規 
酔芙蓉かく含羞の萎えゆける 中原道夫

酔芙蓉阿国塚とて岩ひとつ 高島筍雄

阿修羅像は美少年なり酔芙蓉 白石司子

酔芙蓉ひと戻るとき震へけり 河野多希女

酔芙蓉聖女のねむりかへらざる(森茉莉さん逝く) 石原八束 『幻生花』

素顔にて男は足らふ酔芙蓉 田中水桜

全身で来ぬ電話待つ酔芙蓉 苗代 碧

補陀落といふまぼろしに酔芙蓉 角川春樹

白といふはじめの色や酔芙蓉 鷹羽狩行

夜来の雨払ひて今朝の酔芙蓉 長谷部菊江

紅を刷く志功の天女酔芙蓉 黒川芳穂

酔芙蓉朝は淑女の身だしなみ

ひそと咲き夜通し香る酔芙蓉

俳句界2015/10月号

夏蝶の豪雨を生きて顯はるる

池田澄子・選

脛高く水鳥ゆけり休耕田

伊藤通明・選

老海女の貝打歌や夏焚火

奈良文夫・選

メール一行詩

ぬけがらの土にはりつく今朝の秋

以上
俳句界十月号
投句成績でした。
【落選句】

俳句界
題詠・【地】

地と空の交はるところ梅雨走る

地を割つてうぶごゑ高し初蝉や

俳句ボクシング
七色の嘘あざやかに七変化

なまくびや月光に浮く濃紫陽花【月刊俳句】
青春の沖からツバメやつて来る
夏蝶のすばやく遁げて雨戻る

以上。

最新の添削

その他の添削依頼

コロナ禍の手花火ふえる少家族

作者名 黒徹 回答数 : 1

投稿日時:

一夜にて季節移ろい秋涼し

作者名 岸本義仁 回答数 : 0

投稿日時:

安くてもカーネーションに笑む母よ

作者名 野花 回答数 : 1

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『門出づる父の柩や酔芙蓉』 作者: 一本勝負の悠
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ