「立ち読みの古書から切手春の風」の批評
回答者 鳥越暁
こんにちは。
仕事しながら揚句のことを少々考えていました。あ、自営ですから大丈夫ですよ(笑)。
やはり季語が動きますね。さて、どんな季語がよいか色々と考えました。
古書、切手から離れた季語の場合は、ニュアンスとか遠く連想させるものがよいのかな。例えば小さな古書店だとして「扇風機」とかどうでしょう。私の行く「古い古本屋」では「古い扇風機」が回っているので。個人的なイメージかもしれませんね。
次に、古書店の中の状況に対しての「外の景色・空気」を感じさせる季語はどうでしょう。この場合は湿った、薄暗い「中」との対比として、明るい、さわやかな季語がよいのでしょうね。揚句の「春の風」もそうかな。この場合は、たくさんありますから、実際の情景に近いのを選ばれた方がよいかと。
私が選んだのは「近い」と言われそうな季語です。
書と近い「歌留多」とか。でも、あまりに限定的過ぎる季語かな。
『古書店の開けば切手子規忌かな』
漢字多くなってしまいました。
勝手に考えて、気分を害されませんように
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この古書は予算オーバーで買えなかったので…正直に「立ち読み」と書きました。
季語はやっぱり他のどの季節も合わなくて「春の風」が似合うかなと思いましたが、いかがでしょうか…。
もっと良くなるかな?