「春風や空のカンバス何描く」の批評
回答者 みつかづ
ゆとりろさん、こんにちは。貴句、拝読いたしました。
春の空の美しさと爽やかさまでは伝わって参りますが、作者コメントは以下ですね。
「海の青と空の青が一面ただ広がってました。
春風の中一片の雲のない空を、鳥が数羽舞ってました」
この句面では、鳥はともかく海の青は読者には分からないでしょうし、
「空のカンバス何描く」ですので、飛行機雲の事かと思われると損ですよね。
鉄道唱歌の歌詞にあります、「窓より近く品川の臺場も見えて波白く
海の彼方(あなた)に薄霞む山は上総か房州か」。
これにヒントを得ましたが、添削案として以下は如何でしょうか?
・春風や海の彼方の鳥高く
「海の彼方(あなた)」とは「海の向こう側」という意味です。
水平線の向こう側から上空へと続く広大な空間が、読者の脳内に「物質的」に
立ち上がりますし、句末が連用形ですので、空と書かずして
「鳥が水平線の空に飛んでいるのかもしれない」との読みは十分可能でしょう。
海の青さから空の青さも想像できるでしょう。
もっとイージーな表現をお目指しいただいて良いと私めは思います。
以上でございます。お目通しいただき、感謝いたします。
点数: 1
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近くの海に行ってきました。海の青と空の青が一面ただ広がってました。春風の中一片の雲のない空を、鳥が数羽舞ってました。