俳句添削道場(投句と批評)

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赤ら引く頬にひそみし春の冷え

作者 黒田陽斗  投稿日

要望:厳しくしてください

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

別れ際の君に恋愛関係の終わりを見てしまったことを表現したいと思っています

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「赤ら引く頬にひそみし春の冷え」の批評

回答者 気まぐれ亭いるか

黒田陽斗さん、こんにちは

御句拝読しました
続けてのご投句嬉しいです
前句よりだいぶ恋の歌だと感じられる一句になっていると思います

ただ、今回も厳しめにということでいくつか
まず気になるのは「赤ら引く」、これは頬を赤らめている時に使うと思うのですが、別れ際の君がまだ頬を赤らめてくれるでしょうか
続けて「ひそみし」とあるので裏で冷めているようにも読めますが、どちらかというと「赤らめた頬に秘められた思い」のように読めます

あとは「春の冷え」の是非
春の冷えを表す季語には「花冷え」や「春寒し」などがあり、それを差し置いて「春の冷え」とする
春を青春や恋のメタファーとしたいのはこれまでの経緯として伝わりますが、俳句を詠んでいる身としては季語の違和感が付きまといます

個人的には安易に君を使うのが分かりやすいかと思いますが、どうやら安易な道は辿らない主義のようなのでそこを踏まえてひとつ
 頬赤ら引かすは最早寒き春
句意は以下ですがいかがでしょうか
「君の頬を赤らめさせるのは最早僕ではなくて春の寒さのせいなのだろう、、
 なんと春の寒いことか、、」

以上、今後ともよろしくお願いいたします

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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添削対象の句『赤ら引く頬にひそみし春の冷え』 作者: 黒田陽斗
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