「霾るや長き旅路を流しけり」の批評
回答者 慈雨
ohyaji様、こんばんは。
霾ですか。かなり質感のある季語を使われましたね。
大きく気になったのは2点です。いるか様と重複しますが…。
〇意図的かどうか判断しかねますが、「や」「けり」の 2重切れ字になっています。
この2つを同時に使った名句もありますが、基本的には特殊なケースです。強い詠嘆で句の主役を際立たせる切れ字ですので、同時に使うと喧嘩してしまい、焦点がぼやけやすいです。
この句も切れ字を2つ使うメリットよりもデメリットが大きいと思います。
〇「旅路を流す」、比喩的表現かもしれませんがちょっとわかりにくい気がしました。洪水とかのことかという誤読も起きそうです。
特に、何が旅路を流しているのかと言う主語が不明なのが気になりました。コメントには洗車とありますが、句の中にはそのような情報もないので。
十分に詩的な句材ですので、シンプルに霾+旅路(の終わり)という取り合わせで良いのではないでしょうか。
・霾や長き旅路の果てに立つ
・霾や長き旅路を辿り来し
またよろしくお願いいたします。
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洗車も視点を変えると意味がありそうな気になる。