秋風立つ車内に低音のラブソング
作者 まっつん 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。
「秋風立つ車内に低音のラブソング」の批評
回答者 独楽
はじめまして。
早速ですが、俳句の大切なものとして「省略」と「余白」がよく取り上げられます。
省略の文芸あるいは引き算の文芸とも言われる俳句、まず言わずもがなの言葉をぎりぎりまで省くのが良いとされています。
主題(主題の季語と副題、または主題の季語)を残しあとは省略の対象となり得ます。
しかし、省いてしまって意味が伝わりにくいかもという問題も出ます。
何のことだろうと想像を促すことになるかもしれません。それこそがまたまた俳句の大切な点なのです。まさに余白です。
読者の想像に託す部分すなわち"余白"を持つ俳句が佳い俳句でなのです。
さて、まず「省く」をやって見ます。
「立つ」はどうでしょうか。「秋風が立つ」自然の描写よりもむしろ心情の比喩であり秋の情景ではないかもしれません。
後ろに「ラブ」が来て、恋の句らしきものを匂わしているので「立つ」は省略です。
ラブソングのソングは音でもあるので「音」は省けます。
この二つを省いて意図が伝わるかと気になりますが、それがまさに余白です。
秋風が吹いてラブソングか、失恋の歌かも知れないと読者は想像します。
"秋風や車内に低くラブソング
省略と余白、御理解のほどよろしく。 (御存知だとしたらお許しのほどを。 )
点数: 2
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「秋風立つ車内に低音のラブソング」の批評
回答者 慈雨
まっつん様、はじめまして。よろしくお願いいたします。
雰囲気のある句だと思いました。
ただ、これだけで失恋と伝わるかどうか…?原曲が低い声のラブソングもありますからね…。「失恋」とはっきり言うか、またはもっと悲しさを前面に出した季語を選ぶなどした方がいいかもしれませんね。
あとコメント無しでは、ご自身が歌っているとは思わず、車でラジオでもかけているのかなと思いました。
▼失恋をしたシーンであること
▼場所が車の中であること
▼ラブソングが低音であること
▼自分がラブソングを歌っていること
全部は盛り込めないので、ここから取捨選択…絶対に必要な情報はどれでしょうかね。
やや改作気味になりますが、
・秋雨や高音出せぬラブソング(季語:秋雨)
・失恋の車内で歌ふ暮の秋(季語:暮の秋)
みたいな形を考えてみました。
またよろしくお願いいたします!
点数: 1
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「秋風立つ車内に低音のラブソング」の批評
回答者 みつかづ
まっつんさん。初めまして、こんばんは。貴句、拝読しました。
定型に収めるのであれば、例えば以下は如何でしょうか?
季語が近過ぎるかもしれませんが。
傷秋や車内に低きラブソング
秋さびし車内に低きラブソング
秋あはれ車内に低きラブソング
季語と下五のラブソングから、「フラれたんだな。低音だから男性か」と
読者は想像なさると思います。
以上です。お目通しいただき、感謝いたします。
点数: 0
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彼女に振られて、一人で車で帰る男が低い声でラブソングを口ずさんでるという句です。
なかなか五七五の型にはめて表現するのが難しくて、自由律にしました。